初稿:2005年2月4日 更新:2018年5月27日(題名変更、文章手直し)
今週の月曜日~水曜日(2005年2月)まで、イスラマバードにあるスポーツ競技場で知的障害のある児童生徒を対象にした競技会が行われました。
私の活動先(国立障害者職業訓練センター)からも男女あわせて15名くらいの生徒が参加しました。
↑今回参加した子どもと先生たちです。
参加した学校は
National Training Centre for Special Persons(国立障害者職業訓練センター:イスラマバード)
Care for Special Persons Foundation(NGO:イスラマバード)
Umeed-e-Noor(希望の光:NGO:イスラマバード)
Sunflower(ひまわり:NGO:イスラマバード)
FATIMA JINNAR Special Education Centre for Mentally Reterded Children(国立知的障害養護学校:イスラマバード)
Nashman(ナシュマン:NGO:タキシラ近郊)
Chambely Instiute(NGO:ラーワルピンディ)
Army Special Education Academy(陸軍経営の学校:ラーワルピンディ)
PAF for Special Children(空軍経営の学校:ラーワルピンディ)
Bahria College Special Education Wing(海軍経営の学校:イスラマバード)
と、イスラマバード圏の知的障害児支援諸学校が一同に会した競技会となったのでした。
↑Umeed-e-Noor(希望の光:NGO):ここには現在作業療法の協力活動で隊員さんが入っています。
↑陸軍運営の学校からの参加者たち。
競技は50m、100m、200m、400mの徒競走と走り幅跳び。月曜日・火曜日で予選を行い、水曜日に決勝と表彰式を行うというプログラムでした。
競技会と銘打っていますが、参加者は小学校1年生から20歳くらいの若者までと幅があり、のんびりした雰囲気で行われていました。
スポーツ・レクリエーションというのがぴったりな印象でした。
パキスタンでは女性はシャルワールカミーズ(略称:シャルカミ)の服を着ることが普通で、体の線が出る洋服やスポーツウェアを着ることは珍しいです。
ですので、徒競走でも学校の制服のまま走っています。
そもそも、女子が体育的な活動をすることはないので、よい機会だったと思います。
男の子たちは結構スポーツウェアを着て競技に参加していました。
企業や大会を主催している「Pakistan Special Olympic Associasion」などがウェアを寄贈したりします。
それでも学校の制服のまま競争するってことも男の子の場合でも普通の光景だったりします。
走り幅跳びの競技に参加する女子もいました。この女子は下はジャージを履いていますね。
これはかなりめずらしいかな。一生懸命競技に参加していました。
会場となった「Sports Complex」には照明付きスタジアム、室内競技場、体育館、陸上競技場など国際規格に準じた競技施設が造られています。
徒競走などをおこなった陸上競技場も400m国際規格トラック(ゴムチップ敷)の大変コンディションのよい施設ですが、かなりの子どもがはだしで競争していました。
こちらパキスタンでは、競技会と名がつかなくとも、子どもたちを表彰し賞品をあげるということが、よく行われています。
子どもたちも表彰されること、賞品・プレゼントをもらうことをとても楽しみにしていますし、付き添いの先生方は連れてきた子どもたちがちゃんと賞品をもらえるように主催者にアピールします。
今回は3日間フルで参加させていただくことが出来、他の学校の先生方とお話をさせていただくこともできました。
また、軍立(陸軍・空軍・海軍)の学校との接点が日ごろなかったので、それぞれの学校を訪問させていただくお約束を取り付けることもできたのは大きな収穫でした。
最終日、表彰式も終わって学校に帰るまえに子どもたちと記念撮影をしました。
コメント
塚田タカヤさま、ご投稿ありがとうございました。
お尋ねの村井さんはまさしくパキスタンでお元気にご活動中です。
ご投稿いただいた内容をそのまま転載してメールにてお伝えいたしました。
どうぞお返事をお待ちくださいますよう。
※なお、4月14日01:29にご投稿いただいた内容はメールアドレスやご住所など重要な個人情報をお書きになっていらっしゃいましたので管理人判断で削除させていただきました。どうぞご容赦くださいませ。
>管理人様
ありがとうございました。
村井さん本人と連絡が取れました。
数年ぶりに、お礼が言えて、感謝です。
本当におっ世話になりました。
いえいえ、どういたしましてです>塚田さま
塚田さんがお元気でお過ごしのこと、私も大変うれしく思います。どうぞこれからもごひいきに。
あんまり更新できませんが(笑)。