Pakistan Style : ストロー飲み・バルガル・菓子パン&ミロ

初稿:2003年7月28日 更新:2018年5月15日(当時写真追加)

2008年5月15日追記
協力隊でパキスタン・イスラマバードに赴任したのが2003年7月中旬でした。
赴任直後、見るもの聞くもの感じることが刺激に満ちていたことを思い出します。

2003年7月28日記述
パキスタンに来てみていろいろな驚きがありました。
そんな驚きの中から食に関するパキスタン流のあれこれを紹介していきたいと思います。

はじめてのパキスタン料理&ストローで飲むのがパキスタンスタイル (2003/07/28)

ペプシと料理は定番だった(2003年)

ブリヤーニ・カラーヒー(鍋カレー)(2003年)

イスラマバード・メロディーマーケットの「ZENOS」というオープンレストランで食事をしました。(2003年7月17日・・赴任翌日)

ZENOSレストランは2018年現在も同じ場所で営業しています。
Facebook
https://www.facebook.com/pages/Zenose-Restaurant-Melody-Food-Park-Islamabad/283115665038213

協力隊の調整員さんに連れて行ってもらいましたが、これが初めてのパキスタン料理の食事となりました。

このとき食べたのは

チキンブリヤーニ(チキンとタイ米のピラフ)
マトン&チキンカレー
ナン(小麦粉を伸ばし、焼いたもの)
ミネラルウォーター
ペプシ

でした。
こちらでは、こうした炭酸飲料をよく飲んでいて、飲むときは、このように太いストローで飲むのがパキスタンスタイルとのことです。

ちなみに、この日の料理は、みんな美味しかったのですが、中でもチキンブリヤーニは美味でした
タイ米(現地ではバスマティー米と言っている)の美味しいことといったら!!
その美味しいチキンブリヤーニを食べさせてくれたZENOSレストランですが、現地の人の話では、30年も前からやっているお店とのことでした。

びっくりしたのは、カレー(カライと書いてありましたが)が鉄鍋で出てきたこと。
ナンをつけながら食べるのですが、まぁ4~5人で楽しむことのできるボリュームかなぁ・・と見ました。
あとは、ミネラルウォーターは1.5リットルくらいのボトルで出てくること。
だいたいのお店ではその水のボトル~本という形で注文していました。
パキスタンに来て2日目の本場料理の体験と言うことで、今でもその味が舌に残っているような気がします。

ペプシもグラスジュースもストローをさして飲む(2003年)

ビンでもグラスでも、ジュース類を飲むときはストローをさして飲むのがパキスタン・スタイル。
そのストローも、ありえないくらいフニャフニャで、吸おうとがんばっても飲めなかった、なんてクオリティのストローもありました。それも懐かしい思い出。

バルガル(ハンバーガー)を食べる。(2003/07/28)

インド・パキスタン英語では、R音なまりが強いために、
バーガー(Berger) バルガル
スーパー(Super) スーパル
フォー(Four) フォール
などと発音しています。

あるお店のメニュー表(2003年)

ビーフバルガル。お店で食べると付け合わせのポテトとサラダがついてくる(2003年)

シュバルマ・バルガルのスタンド。パンはコッペパンタイプを使っている。(2003年)

街中の至る所には、バーガー、もとい、バルガルを売るスタンドがあり、多くの人が利用しています。↑のメニュー表のように、普通のビーフバルガルもあります。が、マサラ風味が入っているバルガルが一般的でしょうか。

用事で出かけた先ににぎわっているスタンドがあったので、 早速チキンバルガルを注文。
できるまでの間は、隣の人と世間話をしていました。 実は、そんなおしゃべりの時間が、自分にとっては、とても大切な気がします。
そうしていると、バルガルが。で「いただきま~す」。・・・美味い。

チキンバルガル(2003年)

チキンバルガル。半分にカットされていた。(2003年)

バルガルにかぶりつく当時の私(2003年)

キャベツの千切りにチキンのソテーを細かくしたものを乗せ、ピリ辛のチリソースをトッピングしています。
その辛さ加減がちょうどいいところにうなりましたね。
30Rs(60円:2003年当時)のお手軽バーガーながら、とても美味しくいただきました。

5ルピーの菓子パンと15ルピーのミロ (2003/09/12)

この項、標題の「パキスタン・スタイル」ではなく、自分スタイルの話です。

お気に入りだった菓子パンとミロ

2003年当時、活動先へは小一時間ほど歩いて通っていました。
朝食は家でとらずに道中で済ませることがもっぱらでしたが、お気に入りのひとつが、菓子パン+ミロでした。

菓子パンは、ハンバーガーのバンズくらいの大きさで、中に果物の砂糖漬けのかけらが入ってます。
甘いとなったら激甘はお菓子の多いパキスタンにあって、このパンは日本人にはちょうどいい甘さ。
しかも7時くらいに焼きたてがくるので、ホコホコしたのを買って食べるとほんとに美味しいです。しかも1個5ルピー(10円:2003年当時)。
ミロは、日本で飲むのと同じ味。150ミリリットルくらいのパックで2018年現在も売られています。ミロ=ネスレはパキスタンでメジャーな飲料メーカーです。
値段は1パック15ルピー(30円:2003年当時)でした。

MILOを「マィロ」と発音すると通じやすかった記憶です。