初稿:2003年8月2日 更新:2018年6月11日(写真追加、再構成)
イスラマバードに到着したのが、2003年7月中旬。
はじめの1週間は、表敬訪問、ブリーフィングなど。
7月下旬から約1か月間、宿泊していた隊員連絡所(ドミトリー)で現地語学訓練が始まった。講師はパキスタン人女性。日本語は分からないので、ウルドゥ語で直接教えてもらうやり方。聞き取りができず苦労したことを思い出す。
さて、
語学訓練が始まって1週間たった、8月初め。その日は、カレー作りに挑戦することになった。
2003年当時、イスラマバードでもネットは使えていたが、低速で停電も頻発していたので、今ほどは自由に使えなかった。
調べ物や情報は本から得ることが多かった。
食べたいものを決めたら、こうしたレシピ本を参考にしてカレーを作っていた。
さて、この日は、授業の半分は普通に勉強した後、みんなでキッチンに移動。
前日買っておいた食材をみんなで分担して切ったり、調理をあーでもないこーでもないといいながら作った。
ダール(豆)カレー
玉ねぎをブラウン色になるまで炒める。
水につけておいたダール豆やトマトを入れ、香辛料で味付け。
良い感じになってきたら泡立て器でかきまぜて豆をつぶす。
仕上げにレモンを入れて完成。
チキンカレー
ショウガのすりおろしを鍋にかけ、焦がさないよう炒める。
チキンを入れソテーする。
トマトや香辛料を入れてしばし火にかける。
仕上げに青唐辛子・ショウガを加えてできあがり。
この後、みんなでいただいた。
わたしたち日本人に合わせて、辛さとこってり感を抑えた味わいで、
「お、初めてにしては上手くできたんじゃないの?」と感じたことを思い出す。