初稿:2003年10月3日 更新:2018年5月27日(文章手直し)
協力隊の隊員の住居は、それぞれの任国・任地の事情によって異なります。
ホームステイの形で、ホストファミリーと食事をともにするスタイルだったり、 職場の寮や教員宿舎などに住むってこともあるかと思います。
イスラマバードの場合、ホームステイという形ではなく、1軒家を借りたり、フロアを間借りするスタイルが一般的です。
住む際には、隊員が大家・不動産業者と交渉して条件を話します。
合意すれば、JICAスタッフがセキュリティーをチェックし、OKをもらって契約となります。
わたしの場合、2003年7月中旬に赴任して1週間も経たないうちに、不動産屋さんと物件をまわり始めました。
2週間くらいで決めて、赴任1か月後の8月半ばに契約して住み始めました。
(通例よりチョー早かったそうです)
家はドミトリ―(隊員連絡所)から歩いて20分程の閑静な住宅地のなかにあります。
近くにはファイサルマスジッドという有名なモスク(寺院)があります。
家の見取り図です。離れの1戸を借りています。
左: 玄関。堅牢なつくりで夏場でも涼しさを感じたことも決め手のひとつでした。
右: 居間(1)。10畳ほどの広さで、ここをパソコン&仕事の作業場にしています。
左: 寝室(2)。ここを自分の寝室にしています。ベッドは備え付けのダブルサイズ。
右: 寝室(3)。今は洗濯物&着替えの置き場と化していますね。シングルサイズベッドが2つ。
左: 寝室(4)。ここはまったく何も使っていません。シングルベッドが1つ。
右: キッチン(5)。ガスレンジ&冷蔵庫は備え付けでした。ひとり暮らしには充分充分。
左: バス&トイレ(6)。シャワーだけってのはパキスタンではよくあることだそうです。
洗濯機は、8月に帰国されたJICAの専門家の方からいただきました。
右: 資料置き場(7)。食事ができるようにテーブル&イスが備え付けられています。
4畳くらいの広さで狭く感じるので、今は日本から持ってきた資料を山積みにしています。
大家さんとこの家庭菜園。
野菜や果物を植えていて、新鮮なオクラやレモンをいただくこともしょっちゅうです。
大家さんは典型的なパンジャービー人でして、まぁ、よく家にやってきて、いろんなおしゃべりをします。
はじめはおっかなく思ってたんですが、実はとってもお節介焼きでやさしい人だということがわかって安心しているとこです。
よくごはんもいただいたりで、結構、半ホームステイ状態ですねぇ。 使用人の家族とも仲が良く、夕涼みがてら、庭でオカリナを吹くって事もたびたびあります。