2004年秋 : マルダーン訪問記(2)

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※2009年09月27日:加筆・写真と動画追加&画質向上させました。

2004年11月16日(火曜日):快晴 20℃

ラヒムさんの村の散策(1)
ラヒムさんの村では、さとうきび・とうもろこし・小麦・観葉植物などのほか、いろいろな野菜が栽培されていました。バザール(市場)にはすぐそばで獲れた新鮮なカリフラワーなどが並べられていました。

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市場の裏手のキャベツ畑だったかカリフラワー畑だったか大根畑だったかにて。
ラヒムさん、収穫のまねをしています。

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新鮮な野菜がならぶお店。どれもこの近隣でとれた作物ばかりのようでした。
段ボール箱ではなく木箱が普通でした。

小さな村なので、みんなラヒムさんの知り合いばかり。あちこちのお店でお茶をごちそうになったりおしゃべりしたりと楽しい時間を過ごしました。

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このでか~い鉄板でチャッパルカバーブを焼きます。
都市部ではガスが一般的ですが、田舎なここでの火力はタキギ。

この村にはガスが引かれていない(電気は来ている)ので、薪や牛糞などが火力に使われています。市場にチャッパルカバーブ(チャッパル・・サンダル・・のような大判のハンバーグ)を焼くお店では火を起こしてくれて焼きたてのカバーブ(ハンバーグ)をごちそうになりました。
・・・あんまり美味しかったので、カバーブの写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)。

【参考】ノーザンエリアを旅行中にギルギット(Gilgit)のお店でカバーブを焼いている様子を撮ったものです。

この後、トラックを借りて近くの山にある古い遺跡に出かけました。
トラックは畑を抜け、林を抜けて山に向かいます。

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木々からの木漏れ日や風がとてもここちよい。なんか映画のワンシーンのような景色でした。

車で15分ほど離れた場所に運河と山々が広がっていました。
このあたりの山からは砕石用の石や床板用の大理石などが切り出されているとのことでした。

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機械で砕かれた石が野積みされていました。

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手に持っている石は1トン=8000ルピー(1万6千円)。高級石材です。

このあたりの石材は加工されてイスラマバードなどで販売されているとのこと。
最高級の石材は1トン=8000ルピー(1万6千円)で取引されていて、政府の許可なしに採石できないようになっています。
目指す遺跡はここから100mほど登った小高い山にあるとのこと。息を弾ませながら一歩一歩歩いていきます。

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初版 2004年11月25日 最終更新日 2009年09月27日