初稿:2005年6月12日 更新:2018年5月31日(リンク追加、章立て)
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パキスタンのイチオシ!果物
パキスタンのイチオシ果物、やはりマンゴーでしょう!
ウルドゥ語で آم Aam アームと呼ばれています。美味しいの甘いのっていったら!
買ってきて、冷やして食べるのもよし、
ジューススタンドでマンゴーシェイクにして飲むのも美味しい。
パキスタンのジューススタンド(マンゴーシェイク、さとうきびジュース)
http://ktc-johnny.com/juicestand.html
夏の果物の王様 マンゴー
http://ktc-johnny.com/bazar2.html#i
世界有数のマンゴー生産国
カラチにある私立大学の
Mohammad Ali Jinnah Universityの方が2012年に発表した資料に拠ると、パキスタンのマンゴー生産量は約167万トンで世界第4位(出典不明)となっています。
また、パキスタンの英字紙「パキスタン・オブザーバー」2017年8月4日付では、駐トルコ・パキスタン大使がイベントで「パキスタンは年間180万トンのマンゴーを生産し、世界第5位である」と発言した、と報じています。
Pakistan Observer | Pakistan 5th largest producer of mangoes in world: Pak envoy
https://pakobserver.net/pakistan-5th-largest-producer-mangoes-world-pak-envoy/
2017年8月4日掲載
4位、5位と順位に多少の変動はありますが、パキスタンは現在も世界有数のマンゴー生産国となっています。
マンゴーの日本への輸入解禁・販売の本格化
そんな美味しいマンゴーを日本で食べたい!と思ってきましたが、ミバエなどの懸念から輸入ができませんでした。
インド産マンゴーの輸入が2006年に解禁され、パキスタン産マンゴーも、との声が高まったことと、パキスタンでの輸出前の燻蒸処理に目途が立ち、2011年1月末にマンゴーの生果実の輸入が認められることとなりました。→農林水産省プレスリリース
そしてついに2014年からは、イオンが夏季にパキスタン産マンゴーを販売するようになりました。
現地で買うよりははるかに高いけれど、輸送コストを考えれば日本で食べられるようになっただけでもうれしいですね。
JASMINE | 今年も大人気!パキスタン・マンゴー(2015年10月19日)
http://jasmine-friends.com/pakistan-info/pakistan-mango
マンゴーの選び方・食べ方(リンク紹介)
熱帯果樹観察室 | No.2:マンゴーの選び方、食べ頃、切り方
http://www.geocities.co.jp/PowderRoom/4514/mangocut-04.html
※マンゴーはウルシ科の果物です。ので肌の弱い方は食べたあとかゆくなるかも知れません。果肉を触った手や口元は食後きれいに。
Youtube | パキスタン式マンゴーの食べ方
協力隊時代のマンゴー体験記(2005年6月)
パキスタンの夏の味覚といえばマンゴーです。
街角で売っているマンゴーを買って食べるまでをレポートしてみます。
ごらんの通り、マンゴーにもいろいろありしてそれぞれ値段が違います
(すべてキロ当たりの価格)。
今日(2005年6月12日:日曜日)バザールに行ったときにお店の人に“今が旬のマンゴーをちょうだい”といいましたら、すると・・・・
↑これが一番甘くて美味しいよとすすめられました。何でもシンド州(ハイデラバード)から届いた逸品だとか。
1キロ20ルピー(40円)が普通のところ、これは1キロ40ルピー(80円)とそこそこの値段がしていました。
確かにいい香りがしていかにも甘そうです。
早速家に持ってかえって冷やして食べたいと思います。
パキスタンの人もお薦めの「チョーンサー(ムルターン・バハーワルプール産)」は6月中旬以降お店に並ぶという話でした。
青いマンゴー買って家で熟させてみた(2005年6月)
<2005年6月6日>
↑近くの露店で購入。キロ20~30ルピー(40~60円)です。
黄色に完熟するまで置いておいて、後で冷やして食べます。その熟し具合なんかを更新できればと思います。
<2005年6月9日>
↑買ってから3日経ち、熟したってゆうかシワシワになってきたので(笑)食べることにしました。
で、2~3時間冷蔵庫で冷やします。。。。
↑どうにもへたっぴなきり方ですみません。
で、いっただきま~すと食べてみましたが、今回のはややイマイチな甘さでした。
いくらパキスタンマンゴー甘いから、といって、熟し方よく知らずに青いのを買ってきても美味しくならなかった、という教訓(笑)です。
コメント
マンゴー、美味しそうな写真で・・・
見ながらジュルジュルとよだれが。
私はもっと小ぶりで赤いアップルマンゴー?を日々食べてました。
ねっとりしててかなり◎
ジョニーさんも今のうちに食べ貯めしてくださいねー
いまのお薦めはキョセンさんのおっしゃる「アップルマンゴー」ですね。
↑で紹介しているマンゴーはもうちょい先の時期(6月後半~)が旬のようです。
旬じゃない品種のマンゴーだと薬なんかで強制的に黄色くさせて出荷するなんて話を聞きました。(ひえ~っ)
ですから、パキスタンでマンゴーをお召し上がりになるときは旬の品種のものをぜひおあがりください。
8月にはいるとパンジャーブ州南部のバハーワルプールあたりから「チョーンサー」という品種が出回ってきます。↑のような形をしているのですが、これはパキスタンの人が口をそろえて「美味しいから絶対食べないといけないよ」といいます。
帰国前までに食べられるだろうか・・・・。
マンゴーも奥が深い!いろんな種類や味があるんですねー。日本のスーパーで見るマンゴーはフィリピン産が多くやはりこぶりで匂いが全然しないです。これは本当のマンゴーじゃない!と思ってしまいます。
旬のフレッシュで美味しい物を食べられるのもパキスタンならではですね。一番美味しいのはムルターン産と聞いたのですがどの種類かな・・・
たぶん「チョーンサー」のことだと思います>一番美味しい。
そろそろ出回るという話でしたのでレポートしたいと思いまーす。
パキスタン人のわたくしに取ってはマンゴーは本当に美味しい果物です。子供の頃は夏になるとマンゴーが食べれるのは一つの楽しみでした。今は日本に生活している中にはマンゴーが食べれないということはちょっと悔しいですね。パキスタンからマンゴーが輸入可能ならば是非とも挑戦したいです。