کرایہ نامہ キラーヤ ナッマ: バス・スズキの料金表

パキスタンでバスやスズキ(軽トラックバス)に乗ると、車掌(集金人)が

“ハンジー”(英語のYesと同じ感じ)
“キダル・ジャーナー?”(どこへ 行くの?)”
“キラーヤ デーン”(料金 ちょうだい)

と聞いてきますので、行き先を告げてお金を払います。
で、もう1ルピーよこせ、いやこれが正しい料金だ、などと集金人と客が口論することもまぁ、パキスタンでは風物詩だったりするんですが(笑)、そんなときに参考にするのがこの料金表です。

え?そんな料金表ってあるの?とお思いかもしれませんが、ええ、あるんです。
それが↓こちら。

運賃表。

運賃表。

↑たまーに車内に貼られていることもありますが、大抵は運転席のサンバイザーあたりにはさまっていたりします。大きさはA4サイズが普通のようです。

キラーヤ ナッマ と書かれています。

キラーヤ ナッマ と書かれています。

↑ウルドゥ語で「キラーヤ(料金) ナッマ(表)」と書かれています。

ラーワルピンディの交通当局者の認証

ラーワルピンディの交通当局者の認証

↑この料金表を認可した役所のスタンプと担当者のサインが書かれています。

料金表

料金表

↑この路線は

1番 ガリーバード(ラーワルピンディ)
10番 ファイザーバード(ラーワルピンディ)
14番 フォーリンオフィス(外務省:イスラマバード)※日本大使館前で停まります。
16番 パークセクレタリアート(イスラマバード)

を結んでいて、主なバス停間の料金が書かれています。
初乗り(4キロ)は5ルピーで、4キロごとに1ルピー料金が加算されるシステムになっています。
ですんで、いつも払っている料金よりも多く請求されたときは

“キラーヤ デカーエン!(料金表 みせてよ!)”

といって見せてもらうとよいでしょう。(ただしウルドゥ語で書かれているんでわかりづらいですが)

コメント

  1. なおより:

    ジョニーさん
     お久しぶりです、こんにちは。今春ピンディでラグ麺やザムザムに連れて行っていただいた、キムカツさんの友達です(キムカツさんとは、スカルドとその上の村まで一緒に行きました)。
    あの時のお礼をしよう、しよう、と思っていながら、もうこんなに時間が経ってしまいました。申し訳ありません。
     もうすぐ任務を終えて帰国されるんですね、お疲れ様でした。私でさえ、今パキスタン料理が恋しいというのに、ジョニーさんが帰国されたらもっとなんでしょうね。
     
     さて、私事ですが再び7月にパキスタンへ行くことになりました。自分の用事と友達とのトレッキングで約1ヶ月の滞在です。ちょうどジョニーさんが帰国された頃に行くので、すれ違いですね。残念!早く行きたくてたまらないです、カレーが食べたい!でもすごく暑そうだから、食べてられないのかしらん?

  2. johnny@ktc15-1より:

    おおおお、おひさしブリです。
    お礼だなんてとんでもないですよー。
    パキスタンではお客さんを大切にするのが当たり前ですしねぇ。
    そうっすねぇ、出国まで20日を切ってくると、そりゃもうなんでも新鮮に見えてきます。
    ↑の中で紹介している車掌と客の口論だって微笑ましく思ってしまうくらいね(笑)。
    実に寂しい気持ちです。
    たぶん8月か9月から2~3ヶ月かけてインド・パキスタン・バングラデシュ、それにラオスあたりをゆっくりまわってみたいと思っています。
    パキスタンくらい濃くてコテコテな発見をインドや他の国でできるのではないかと、それも楽しみです。
    うん、パッカーに目覚めたみたい(笑)。

  3. へぇ、こんなのあったんですね~。
    (読めないから)使えないのが残念(笑)。
    そういえばコルカタ(インド)のバスにも料金表が貼ってあって、そこには「コピー禁止」の警告と青いオフィシャルスタンプが押してありました。
    こうでもしないと、勝手にインチキ料金表を作るインド人が現れるんだろうな、と想像したのを思い出します。
    ついでですが、僕もまたパキスタンに行くことにしました。チベット、カシュガルを通ってフンジュラーブ峠からNAに入ります。たぶん9月終わりくらいになるんじゃないかと思ってますが…どこかでお会いできるといいですね。

  4. johnny@ktc15-1より:

    そういえば、この料金表の下のところにはバスのナンバーがスタンプされています。ワゴンバスでもスズキでも同じです。
    きっと偽造防止の意味があるんでしょうね。
    カシュガル→フンジャラーブ越えに僕もとても興味があります。
    11月ごろにパキスタンで用事があるので、それとインド行きの兼ね合いをみて考えたいと思います>カシュガル行き
    紅葉のフンザを見ておきたいです。