2004年春旅行記1 | 旅行記2 | 旅行記3 | 旅行記4 | 旅行記5 | 旅行記6 | 写真1 | 写真2 | 写真3
2004年4月7日(水) くもり
カリマバード(Karimabad) グルミット(Gulmit)~フンジャラーブ峠~ススト(Sost)
07:00 ジープでホテルを出発しました。30分走ったところで、グルミットのホテルに到着。ここで朝食をいただきます。こちらには、北海道から来られたという10人ほどの観光客の方がいました。ガイドさんはやっと念願のフンザ行きが実現したのでとてもうれしいとおっしゃっていました。
朝食を食べた後、近くにあるオールドハウス(Oldhouse)というところへ。ここには以前地域の有力者が住んでいたということですが、いまは女性たちがフンザ織物を織る工房になっています。
こちらでも、鶴を折ったりオカリナを吹いたりして楽しい時間を過ごさせていただくことができました。次回来るときは鶴の折り方をわかりやすく伝えられたらいいなぁ。
車は北上を続けます。
道はススト(Sost)を過ぎると険しさが増します。途中氷河や土砂が山肌から流れていて普通車・バスの通行ができないところもありましたが、ジープは難なく越えて進みます。
途中、めったに見られないという「アイベックス」というシカのような群れを2回に渡ってみたのですが、「これはすごいよ」とガイドさんもびっくりしていました。
アイベックスの群れ
Wikipedia(EN): Alpine Ibex : http://en.wikipedia.org/wiki/Alpine_Ibex
そしてひたすら上って上って・・・・
13:30 フンジャラーブ峠に到着しました。ここは中国との国境であり、またカラコルムハイウェイのパキスタン側のスタート地点でもあります。
まだ、トラックや一般車両は往来していないので、国境を示す石碑や国境の監視所などがなければただの雪原という感じでした。
中国とパキスタンは友好国であるからでしょうか、国境といってもゲートも鉄条網もなく、自由に中国側に足を踏み入れることもできます。
しかし、それにしても空気が薄い!
フンジャラーブ峠は、標高が4703m。日本の富士山をはるかにしのぐ高所です。
ですからちょっと歩くだけでも息が切れました。
しかも寒さもあってか、帰りは悪寒と頭痛がひどかったですね。これって高山病だったのかも知れません。
でも、途中で立ち寄ったススト(Sost)で食べたヌードルスープ(マカロニ入りのトマトスープ)は素朴だけど体が温まって美味しかったです。
途中、雨が降ってきたりでなかなか大変でしたが、19:00ごろ無事にカリマバードに帰着。
夕飯を食べた後は、おみやげものを買ったりして過ごしていました。
でもけっこう悪寒がすごかったので、毛布にくるまりたっぷり寝汗をかいて寝ていました。
2004年春旅行記1 | 旅行記2 | 旅行記3 | 旅行記4 | 旅行記5 | 旅行記6 | 写真1 | 写真2 | 写真3
初版 2004年04月 最終更新日 2005年02月08日