オカリナを始めたのは15年前の2003年。
その頃わたしは、JICAボランティア(青年海外協力隊)の派遣前訓練で駒ケ根訓練所(長野県)にいた。
2か月ほどの訓練、200人を超える人たちとの毎日は忙しく、楽しく、あっという間に過ぎていった。
そんな訓練中の余暇に、オカリナを始めようと思い立ったのは、任地で使える小ネタがあればなぁと考えたからか。
中学から続けていたホルンは、パキスタンでは知られていないし、使える場所がないから、その代わりになるものを、とも思ったんだったかな。
訓練中にネット通販で取り寄せたのが、ティアーモ製のオカリナ。
オカリナを始めることがちょっとしたブームになって、訓練中に行われた交流会(JICA研修で来日した研修員さんたちとの交流)では30人ほどのオカリナ隊で発表することもあった。
パキスタンでの活動中、
所属先の学校の朝礼でパキスタン国歌を吹奏
街中・旅先でパキスタンの歌やらインド映画の歌やらを吹く
ことが、毎日のようにできて、オカリナを吹くことがますます好きになっていった。
JICAボランティア(協力隊)の先輩隊員の送別会(2005年3月)で、パキスタンの国民愛唱歌「Jeevay Jeevay Pakistan パキスタン万歳」をわたしがオカリナで吹いている。
この曲を吹くと、パキスタンのどこへ行っても「日本人が何で吹けんねん!」「おお!いいなぁ!俺たちの曲やな!」とウケ、喜んでもらえた。
> 楽譜(お役立ちアイテム)http://ktc-johnny.com/usefulitemindex.html
帰国後も変わらず楽しませてもらって、15年。
2013年夏、パキスタンを縦断旅行した際、フンザの素晴らしい眺めを見ながらオカリナを吹いたことは今も忘れられない。
叶えられるなら、そこにまた行って吹きたい!
楽しませてもらい、癒してもらってきたオカリナ。
陶製、木製、プラスチック製、いろいろなオカリナに出会い、使わせてもらったが、いまはこのオカリナを愛用している。
いまは音質のいいプラスチック製オカリナが手軽な価格で手に入るようになった。
その中でも、このナイト(大塚楽器)オカリナ(韓国ノーブルオカリナとの提携)がデザイン・質感・音質ともに良くて気に入っている。
学校で使うときは専らこのオカリナ。ポケットやポーチに忍ばせておいて、オカリナの音が欲しい時にサッと出して吹く、という使い方。
陶製オカリナは、このTNGオカリナ(台湾)。
宗次郎公式サイト http://sojiro.net/contents/TNG.html から申し込みをして購入した。
スタッフさんによると、宗次郎が一本一本検品しているとのこと。これはうれしい。
宗次郎公式スタッフイワタのブログ | オカリナ入荷しました♪(2018年3月23日)
https://ameblo.jp/iwatab-log/entry-12362352302.html
このTNGオカリナが欲しいな、と思ったきっかけは、オカリナ奏者のRanさん(中原蘭さん)がYoutubeでアップしている素晴らしい演奏を観たこと。
この動画の演奏で使用されているのが、TNGオカリナだったからだ。楽器だけでもRanさんの真似をしたい、と思ったんだなぁ。
現在Ranさんは、オリジナルのオカリナを製作・販売している。
オカリーナ工房 土音(ひじおと)http://claytone.jp/
中原蘭Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/user/RAN08095656
中原蘭Twitter https://twitter.com/ranocarina