協力隊活動を充実させるために@パキスタン

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0号報告書(隊員が提出する最初のレポート。国内訓練中に書く)にて私はこんなことを書きました。


任期の間で、取り組みたい活動
・ウルドゥ語の識字教育
・障害者教育についてのウルドゥ語マニュアル(リーフレットの作成
・重度重複障害者への、何らかの支援(訪問・巡回教育)

活動を充実したものにするために自分に課すこと
1 語学(ウルドゥ語・英語)の能力向上のための学習
2 活動の記録を毎日つけること。
3 活動を毎月ごとにまとめ、関係機関に報告・アピールすること。

自分なりに考えて書いたこれらのことをどういう形で実行できたかを記録していきたいと思います。
実際に派遣されてみてこれらの初心を訂正することもありますが、そのあたりも記録したいと思います。


● 任期の間で、取り組みたい活動 → 私の活動計画へ

1 :ウルドゥ語の識字教育・・・この項目を 1:作業(学習)種の開発・啓蒙・・・に置き換えて取り組む
配属先(障害者職業訓練センター)で行うには最優先の課題ではない。>ウルドゥ語識字教育
現場(障害者職業訓練センター)での実情としては、重度障害の生徒が取り組めるような簡単な工程の作業種導入が最優先の課題になっている。
生徒が達成感・充実感を味わうことができて、現地で入手可能な安価な材料を用いたパキスタンの人に受け入れられる作業種を提案・啓蒙する。

2 :障害者教育についてのウルドゥ語マニュアル(リーフレットの作成)
赴任以来、常に必要性を感じている。
日本での障害児教育実践についてや、当地で活動した実践の記録、パキスタン国内で行われているすばらしい実践記録を盛り込んだ冊子(英語・ウルドゥ語で)を作成し、啓蒙に役立てたい。
2004年6月に簡易な体裁で、2005年6月にそれまでの活動で得た情報を盛り込んで作成する。

3 :重度重複障害者への何らかの支援(訪問・巡回教育)
・・・この項目を 3:障害者支援機関の視察・現状の把握をおこなう・・・に置き換えて取り組む
パキスタンでの障害者支援施策は非常に限定されており、学校に通えない大多数の障害児の実情は全くわからない。
継続性のあるODA活動がおこなわれるためには、十分な調査活動に基づいた重点的な支援が必要であろう。
まずは、できる限りの学校・NGO・支援機関をまわり、自分の目で実情を把握したい。
そうして得た情報はレポートにして今後続く隊員の方が参考にしていただけるようにしておきたい。
→2004年7月、2005年7月の2回、視察した記録をレポートとして作成する。


● 活動を充実したものにするために自分に課すこと (2004.2.29)

1 語学(ウルドゥ語・英語)の能力向上のための学習
→毎朝ウルドゥ語紙を購読し、大きな見出しや主だった記事を訳すことを続けている。
→ウルドゥ語で日常生活の用は足りているが、今後の活動を考え英語の学習も取り組んでいく。

2 活動の記録を毎日つけること。
→HPでの日記と活動報告書が記録代わりとなっている。

3 活動を毎月ごとにまとめ、関係機関に報告・アピールすること。
→活動報告書をまとめる際のレポート提出にとどまっている現状。


初版 2003年7月  最終更新日 2004年02月29日