↑ボンドで貼り合わせた端材(集成材という)を
寸法に合わせてカットする。
5月から働かせてもらっている高等養護学校も
7月の終わりで夏休みに入った。
日頃は木工科実習以外の仕事に追われて・・・とゆうか
相変わらずの仕事の段取り悪さからかデスクワークが多かったのだが、
夏休みになってやっと自分の木工研修を再開・・・といったところ。
さてさて。
貼り合わせた集成材は、
丸のこを使って自分が決めた寸法にカットした。
↑丸のこの刃。厚さは10.5mm(約1cm)。ほぞ穴を作る時などに使っている。
つぎにみぞを切るために刃を取り替える。
通常の木材切断には3mm厚の刃を使うのだが、
みぞを切るために刃を替えることとする。
先輩の先生に手ほどきしてもらいながら工具を使って
刃を取り替えた。
↑刃を調節してほぞを切っていく。
さしがね(定規)を使って刃を5mmだけ出すように調節しみぞを切っていく。
写真中央右の木のプレートにあいた細長い穴のところから刃が出ている。
その上をすべらせるようにしてみぞを切っていく。
板厚は12mmあるので手を切ることはない。
↑このように板をはめるみぞが切りあがった。
そのみぞに板をはめこみ・・・・
↑材を仮組みする。
頭の中で引いた図面と実際の仕上がりで数ミリずれたところがあり、
接合部でややでこぼこしているところがあるが、
みぞ部分はすきまなく材をはめることができ、
初めての製作にしてはまぁまぁといったところか。
ここまで来ると「ああ、あれを作っているんだ」と気づかれた方もいるかと思うが、
最終完成まではもったいぶって(笑)何を作っているか隠しておくことにする。