端材を使って木工研修(1)

いま仕事をさせてもらっているところは、高等養護学校というところ。クリーニング・コンクリート加工・園芸・紙すき・家政・陶芸・木工・・・などなど職業訓練が日課の中心に据えられた学校。北海道では30年ほど前に札幌近郊に最初の学校が設立されて以来、各地に次々と建てられるようになった。
私の所属はそのなかの木工科というところ。

自動送りかんな

自動送りかんな

↑自動送りかんな盤。正確に水平面が決められた盤上を材をすべらせて削っていく。中央の木のカバーがかかっているところがかんなの部分。

丸のこ盤

丸のこ盤

端材のボックス

端材のボックス

↑自動丸のこ盤。中央部分から丸のこの刃先を出してスパンスパンスパンと材を切る機械。
こんなような本格的な機械で材料を加工していく。
この機械は子どもたちには直接触らせていないが、先生たちは材料の加工で毎日必ず使っている機械だ。
この学校に来るまで、こうした機械を扱った経験は皆無。なもんで、先輩の先生に放課後使い方やコツを教わっている、そんな毎日。
角材を加工する課程で出てくる端材は、こうやってプラスチックコンテナに入れている。この端材を使って自主研修用に木工作品をつくることにした。
先輩の先生に教わり、力をお借りして・・・・・

端材を加工してこんな風にしてみた。

端材を加工してこんな風にしてみた。

送りかんな・丸のこを使い、まずは端材をここまで加工。
これがどうなっていくは続きということで。