被災地の地図 http://www.ktc-johnny.com/2005earthquake.html
活動の記録(ブログ) http://www.ktc-johnny.com/2005-11-pakistanreport2.html (2005年11月後半のパキスタンレポート)
目次 | Table of Contents
Mobile IL Center(巡回自立生活センター) in Balakot(2005年11月19日(土)~21日(月))
動画:被災1ヵ月後のバラコット
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バラコット市街中心付近の丘から、バラコット市街全景を撮影しました。 カメラの動きがやや早いのでわかりにくいかも知れませんが、 市街のほとんどの建物が、崩壊もしくは住むに耐えないダメージを受けていることがわかるかと思います。 (5.79MB:AVI形式:22秒:2005年11月19日(土曜日)夕方撮影) | |
バラコットのメインストリートから撮影しました。 メインストリートの建物(ホテルなど)は頑丈な建物でも1階部分が押しつぶされてしまっています。 被災後、崩れた家屋から家財道具や車の取り出しをするためにハンマーなどで家を取り壊しているところが多く見られました。 1階部分が崩れたこの建物の隣はそのためブロックやレンガが崩され、鉄筋がむき出しになっています。 (3.16MB:AVIi形式:12秒:2005年11月20日(日曜日)早朝撮影) | |
バラコットの住民の方にお話を聞いているところです。 この方やご家族は地震当時外などにいて難を逃れたとのお話でした。 揺れははじめに「ティース・セカンド・メン(30秒間)」あったとお話されていました。 家はこの映像の通り全壊で家財道具もまだ十分には取り出せていないと話されていました。 ご家族はこの家のそばにテントを張って生活されていました。 (5.40MB:AVI形式:20秒:2005年11月19日(土曜日)昼間撮影) |
動画:実際の活動のようす
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シャフィークさんが、怪我のために寝たきりになっている方にアドバイスをしているところです。 「寝たきりになるとトイレを我慢するために水を少ししか飲まなくなりますが、 薬を服用中にそうしていると腎臓を悪くしてしまう恐れがあります。ですからしっかり水分もとってくださいね」 とこのように彼は話しています。 夜間は大変冷え込みの厳しいバラコットですが、昼は昼で日差しが照りつけ空気はとても乾燥していました。 (5.45MB:AVI形式:21秒:2005年11月20日(日曜日)昼間撮影) |
バラコットでの活動(2005年11月19日(土)~21日(月)
バラコット市街地を望む(2005年11月19日(土曜日)撮影:被災1ヵ月後)
被災し、テントで過ごされている方に生活の様子をお聞きしているところです。(11月19日撮影)
近くのテントの方も手伝っての作業でした。(11月19日撮影)
シャフィークさん(右)とマイルストーンのみなさん。(11月21日撮影)
メンバーで分担しての食事準備です。とても寒かったです。(11月19日)
だいたいどこのキャンプ地でもこのような簡易水道設備が設置されていました。
道路はいたるところで崩れていました。(11月20日撮影)
斜面に建てられていた家の多くがこのように滑り落ちていました。(11月20日撮影)
軍のメインキャンプに行き、私たちの活動について話しています。(11月20日撮影)
被災したMD(筋ジストロフィー)と思われる方にお話を聞き励ましています。
すみやかにイスラマバードの施設に移送できるよう手をうっていらっしゃいました。(11月20日撮影)
各キャンプ地をまわり、重い障害のある方のリストを
それぞれのキャンプ地の責任者の方に書いていただいています。(11月20日撮影)
あるキャンプで障害のある被災者の方を紹介され向かうところです。
こうした道路以外での車椅子移動は実に困難でした。(11月20日)
メンバーのジャシムさんがCP(脳性まひ)のあるお子さんとそのお父さんにお話を伺っているところです。
「この子に適切な教育を受けさせてやってほしい」
お父さんはそうおっしゃっていらっしゃいました。(11月20日撮影)
バラコットでは定期的に軍と支援団体(NGO)との連絡協議会が開かれています。
シャフィークさんが参加されている方に
「障害者関係の情報があれば教えていただきたい」とお願いしているところです。(11月20日撮影)
ムザッファラバードでの活動(2005年11月21日(月曜日)
バラコットに比べると市街地の損害は少ないように見えたムザッファラバードですが、たとえばこの写真の山のように広範囲に渡って斜面が崩落してしまった場所が数多くあります。
その地にあった居住区がすべて崩落しただけでなくそこへの交通路も崩落したために陸上からの支援がまったくできない、そういった被害があると聞かされました。
(カシミール大学内のキャンプ地より 2005年11月21日撮影)
今回の活動ではジャシムさんとハッサンさん(お2人とも介助者の仕事をしています)が精力的にキャンプ地を回って情報を集めていらっしゃいました。
女性が表に出ることが極めて少ない社会ですので、テント村の有力者の方に案内していただいてはじめて女性の被災者の方とお会いできます。
初版&最終更新日 2005年11月24日