Lahore : ラホール訪問記 3

2005年4月30日(土曜日)
朝からアティフさん(マイルストーンメンバー)の車でラホール郊外近くにある「Fukuoka School for Special Children」という学校を訪れました。

学校の外観

九州大学などで学ばれたMussarat Taimour(ムサラット=タイムール)さんが1993年から自宅を開放した障害児施設を始められ、日本の草の根無償や日本の支援組織からの援助を受けて1999年に現在の地に校舎を建設し今にいたっています。
在籍しているのは知的な障害のある子ども22人とのこと。

この日は10数名の子どもが登校し、活動をしていました。

活動の様子

集合写真

民間の施設が抱える恒常的な問題(資金・ノウハウの不足)を抱えながらも教育に取り組まれる姿に感銘を受けました。

日本から贈られたパッチワーク作品

これからも日本とのつながりを重視し応援をお願いしたい、とムサラットさんは話しておられました。
こちらの学校を見学させていただいたあとは、ぷらぷらとラホール旧市街を散策しました。
その途中で偶然、シャフィークさん・アクマルさん・アティフさんたちと合流。そのままみなさんと旧市街のあちらこちらを車でまわっていました。

ファルークさんの部屋の装飾品をチョイスしています。

↑今日はファルークさんの家にソビアさんが行く「バラート」の日。ファルークさんの部屋を装飾するためのグッズをあれこれみんなで選んでいました。
そして夜、ファルークさんの家に出かけました。
家の壁には結婚をお祝いする電飾が飾られ大勢の人が訪れていました。
ここでファルークさんとお会いし結婚のお祝いの言葉とささやかなプレゼントを差し上げました。
そのあとしばらくしてファルークさんの車を先頭に車列が花嫁のソビアさんの家に向かいます。

約30分ほどして車列はソビアさん宅に到着。

ソビアさんの家に入るファルークさん

こちらでは食事などを振舞っていただき、夜も更け始めた12時ごろソビアさんが部屋から出てこられました。
そしてお2人そろって席につかれました。

幸せそうなお2人

神妙な面持ちのファルークさんと伏し目なソビアさん。
今回は所用がありバラートに参加させていただいてイスラマバードに帰ってきましたが、お2人がいつまでも仲睦まじく過ごされることだろうなぁ・・・そのように感じています。
ファルークさん・ソビアさんに幸あれ!

コメント

  1. harukoより:

    >こちらでは食事などを振舞っていただき、夜も更け始めた12時ごろソビアさんが部屋から出てこられました。<<<
    って、夜中の12時ですか??
    長い結婚の行事ですね。
    きれいなカップルですね。
    王子様とお姫様のようですね。
    皆さんのお二人をお祝いする暖かい気持ちが伝わってくるようです。

  2. johnny@ktc15-1より:

    こちらでは夜中12時ってのは普通だったりします>イベントの佳境
    実はこの後も記念撮影などが続き、お2人が会場を後にされたのは1時半や2時ごろの話だったようです。
    パキスタンの結婚式はこの後酷暑の間は少なくなりますが、秋のラマザーン明けからは各地でにぎやかに行われていきます。