アジアの国からようこそ!(障害者リーダー研修)

私が出会ったパキスタンの障害当事者の方々の何人かは、「アジア・太平洋障害者リーダー研修」という制度を利用して日本で10ヶ月の研修をされてきました。
そこで出会った方とのつながりやノウハウを活かし活発に活動を続けられています。
9月2日(金曜日)午後から大阪で、その第7期生にあたる方々の研修開講式が開かれました。

第7期生の方々です。

歓迎レセプション

このリーダー研修は「財団法人 広げよう愛の輪運動基金」というダスキン・ミスタードーナツが支援母体となっている財団の援助を受けて行われているものです。
またそれだけでなく多くの日本の障害当事者の方々の応援を受けて続けられています。

今回の研修生の方々は
インドネシア・韓国・パキスタン・ベトナム・フィリピン・スリランカ・ミャンマーからおいでになっています。
パキスタンからはラホールのマイルストーンより視覚障害のある女性が参加されています。大変聡明でやさしい方です。
これからまず日本語の研修を受けたあとに、それぞれの方の希望する内容にそってプログラムを組みに日本各地を訪れます。
そこには日本という異文化の中でのとまどいも経験されるでしょう。
でも多くの方との出会いや経験はきっとそれぞれの方の故国で活かされることと思います。
来年帰国しましたら、またみなさんとお会いしたいなぁと思います。

コメント

  1. 斎藤省より:

    いつも詳しい情報ありがとうございます。ダスキン6期生の写真を見て、ついこの間のことなのに懐かしさが込み上げてきました。数百年前に遣隋使や遣唐使、日本を変えたいと願った志が命懸で海を渡った事を思いました。明治維新の時もそうだったと思います。それが今の日本にどれほどのお蔭様を頂いてきたことか・・・・台湾のリンさんやベトナムのカンさん、ネパールのクリシュナーさん達が「国に帰ったら、必ずこのようにする」と目を輝かせて言われたことがとても心に残ります。とは言うもののきっと様々な試練が待ち受けているでしょう。でも本当にその志が貫徹することを改めて祈りました。そのような方々の間に入ってフォローされておられる土佐さんに改めて陰の支えを笑顔で行われていることに、なんともいえないものを感じております。(先日のイスラマバードでマイルストーンのメンバーが陰で支えておられたことを彷彿しました)

  2. johnny@ktc15-1より:

    こちらこそ、ありがとうございます。
    これからどんどん伸びていかれる団体・ムーブメントだと思います>マイルストーン
    きっと5年後・10年後に振り返ったときに「ああ、あの頃もほんとすごかったよなぁ」と思えるくらいの伸びだろうと思います。
    これからいろいろなチャンスが彼らにめぐってくることと思います。
    そのチャンスをうまくとらえて進んでいっていただければと思っています。

  3. N.Tより:

    このページを初めて拝見させて頂きました。私もダスキン愛の輪運動基金の6期生の開校式、受け入れ、閉校式。また、7期生の開校式(パーティーだけですが)にお伺いしました。johnnyさんは現在パキスタンにおられるとのことですが、どのような状況なのでしょうか?私もマイルストーンのスタッフ数名と仲良くさせて貰っています。大変気になっていますので、よければお教え願います。

  4. N.Tさま
    ご投稿ありがとうございます。
    管理人のじょにぃと申します。どうぞよろしくお願いします。
    10月4日にインドに出国しまして、ただいまデリーに滞在しております。
    いろいろなお話を総合すると、イスラマバードについては
    崩壊したマルガラタワーがセンセーショナルに報道されていますが、違法建築が指摘されていたとのことで人災の側面もクローズアップされてくるかも知れません。
    イスラマバード・ラーワルピンディ・ラホール・ペシャーワルなど大都市での被害は大きくはなっていないようです。
    ただカラコルムハイウェイ沿いの各都市およびカシミール地方は大変深刻な被害が報道されているのは、N,Tさんもご承知のことかと存じます。
    国外だけでなく国内でも支援の動きは活発で、マイルストーンの方たちも救援物資を集めて支援活動をはじめるという知らせが伝わっています。
    これはマイルストーンだけでなくあらゆる団体・個人でこうした動きがあることと思います。
    今日(10月10日)デリーの大使館でパキスタン・ビザを取得しました。
    ので、今後のインド・ネパール訪問をいったんキャンセルしパキスタンにもどります。
    きっと何かできることがあると思っています。
    いろいろお気遣いありがとうございます。