今朝は7時半前に家を出ました。シーミーさん(職場の同僚)の家に向かうためです。
バリーイード(大イード・犠牲祭)初日は朝7時半にお祈りをした後、順次いけにえが捧げられていきます。
街を走る車もほとんどなく、歩いてチャイナチョーク近くの彼女の家に向かいました。
シーミーさんの家には8時過ぎに到着。
KATOHさん・SHIHOちゃん(同じ職場の隊員さん)もすでに到着していました。
家に着くと早速おもてなしを受けます。
↑パキスタンでよく食べられるデザートです。Suvaiyan(スワイヤーン)と呼ばれる、そうめんよりも細いパスタをカルダモン&砂糖などで味付けしたミルクの中に入れて食べます。
それと!今回かとうさんはこんな素敵なものをこしらえて持ってきていました。
かとうさんが作ったのは「桜餅」、もち米といいあんこといいまさに日本で食べるそれと全く同じ!シーミーさんも「とてもおいしい」とおっしゃっていました。
そして紅茶をいただきつつしばらくすると、ご近所で牛を屠っていると聞き見させていただくことに。
行くと一頭の牛がちょうどのどを切られて横たえられているところでした。
さばいているのは、業者さん(肉屋さん)のようで、非常に手馴れた様子で皮をはぎ肉を切り分けていきます。
そんなようすを見させていただいていると、シーミーさん宅でも始めるとのことで戻りました。
シーミーさん宅では8000ルピー(1万5千円)ほどしたというバクラー(オスの山羊)がこれまた業者さんの手でとても手際よくさばかれていきます。
たいていのこうした作業が排水溝のそばとかで行われますから、血などもきれいに洗い流されて、きれいに後始末がされていることにはびっくりしました。
そうしてしばらくすると、新鮮なレバーを使ってカレーを作ることに。
台所でシーミーさんが作る様子を3人で見させていただいていました。
3人とも牛や山羊の解体は普通に見れる人たちなので、この後に出された料理も美味しくいただいたのですが、きっとだめな人はだめなんだろうなぁ・・・とその様子を振り返りながら思いました。
そうして昼過ぎになると、牛や山羊の大きな部位を業者さんが適当な大きさに切り分けていきました。
肉は自分の家族用・兄弟親戚ご近所用・貧しい人への施し用などに分けられて袋に入れていきました。
シーミーさん宅では午後すぎあたりで終わりましたが、自宅へ帰る途中、屠るのが明日に延ばされて庭などにつながれている山羊を何頭も見かけました。
今日は朝から雨が降ってとても肌寒い一日でした。
そんなこともあったからでしょうか。帰りしなにジンナーマーケットによっても、ご覧の通りのありさま・・・・
↑この日開いていたお店は、お菓子屋さん&写真屋さんくらいなもの。
雨のイード初日を迎えたイスラマバードは割合静かな一日を過ごしたのでした。
コメント
イスラム教徒ではなくても、ヤギや牛を屠ることなしに我われはいきてはいけないでしょう。
見ては居ないだけで食しているわけですから。
日本在住のパキスタン人にもいろいろなタイプの人がいるのでしょうが、私の友人中の一人はちょっと哲学的な雰囲気のある人で、その友人曰く、「見たくないことから目をそむけると、人は傲慢になる。」そうです。信仰心厚く、生活と信仰密着している彼らの言葉は時々胸に響きます。
食のありがたさを感じながらいただかないと・・ですね。
マトンカレーBOX!
今日はカレーBOX販売の日。
20食限定のところ、10食はご予約分です。(ありがたや)
12時30分には完売し、毎週時間が短縮しているのでうれしいかぎりです。
Samさんも買いにきてくれました!(お休みなのにねぇ…