建設中のNTCSP(国立障害者職業訓練センター)新校舎の見学。

今日は11時過ぎから先生方で建設中の新しい校舎の見学に出かけました。
私の活動する
国立障害者職業訓練センター : National Trainning Centre for Special Persons : NTCSP
は1986年の設立以来独自の校舎を持たずあちらこちらを転々としていました。

2002年9月にようやく総工費2800万ルピー余(約5000万円)をかけ、G9セクターに新校舎の建設が開始されました。
それから2年がたち今年(2005年)春に移転の運びとなったのです。

学校の正面玄関付近

↑昨年来たときとくらべると、外装のレンガやタイルが張られていて工事が進んだ様子が窺えました。

校舎の外観です。

↑一部ガラスの入っていない窓もありますが、2階建ての校舎の外回りは概ね出来上がっていました。

私のクラスになる予定の部屋

↑すでに部屋割りは決まっていて、私のクラスになる部屋を見せてもらいました。日当たりの良い南向きの部屋です。(夏は暑そうですけどねぇ・・・)
今の教室にくらべると半分の広さになるから、10人もいればいっぱいになっちゃうなぁ・・・今のクラスは実質15人のクラスなのでそのあたりをどうするかが課題でしょう。

1階にある講堂スペース

↑いままであちらこちらの施設を間借りしていたので、独自の講堂を持っていませんでした。この新校舎にはこのような講堂が造られています。太陽光が入るよう配慮された講堂で、朝礼やイベントを行うことになるのでしょう。

吹き抜けの中庭部分

↑2階建ての新校舎は、寄宿用の部屋も設置されたりしていて部屋数が多いのと、こうした吹き抜けの中庭があったりして今の校舎に較べるとしゃれた感じになっています。

まだ、内装は50%いくかどうかというところなので、果たして春~私の任期終了(7月)までに引越しできるか微妙ですが、今の場所よりも交通アクセスが良くなるので通うのには便利になるでしょうね。
ただ、いちゃもん(クレーム)があります。
それは車いすの方のためのトイレが無い(スロープはあるけど)など、アクセシビリティに配慮した造りになっていないこと。
せっかく新築する障害のある方のための学校なんだから、そうした部分をデザイン面で活かしてほしいのに。