イスラーム暦の第9の月(断食月)を「ラマザーン(ラマダーン)」といい、毎日の断食のことを「ローザ」と呼んでいます。
パキスタンの多くの都市では2004年10月16日(土)日の出からローザ(断食)がはじまりました。管理人の好奇心で断食をしていますが、旅行者の方はホテルなどで安心して食事ができますよ。ラマザーン(ラマダーン:断食月)やローザ(毎日の断食)については
ラマザーンについて
午前4時・・セヘリー(朝食)を摂る
午後5時半・・イフターリー(断食明けの食事)をいただく
カジュール(デーツ:なつめやし)
パコーラー(Pakola)
イードカード(Eid Card)
などのブログ記事を参考になさってみてください。また、イスラーム(イスラム教)のことについてはこちらのサイトがオススメです。
イスラームの道しるべ http://www.isuramu.com/index.htmさて、今年のローザ(断食)はどんな感じで過ごせたでしょうか。。。
◎ 勝:完封:(水・食事両方)
○ 勝:完投:水分は摂った
△ 引分:パン1枚くらい食事をした
× 負:しっかり食べさせていただきましたw
29試合の戦績 9完封 5完投 7引分 8敗w
11月14日(日)・・結局今日からイードだった。どうりでお店が閉まっているわけだ。
カレンダーどおりに暦が進んでいるらしい。11月13日(土) △ どうやら、今日でラマザーンはおしまいらしい。11月12日(金) △ 今日が28日目。あと2日でラマザーンもおしまい。11月11日(木) ○ 昨日完全ローザだったのでそんなにつらくなかった。11月10日(水) ◎ 4~5日ぶりの完全ローザ。これは根性だった。。。11月09日(火) × 今日も祝日で学校は休み。昼も食べたくせにちゃっかりイフターリーをご馳走になった(笑)。11月08日(月) △ 今日はいきなり学校が休み(笑)。家に帰った分、口がさびしくなり・・・。11月07日(日) × シーミー先生の家に行ったとき出された朝食をしっかりいただいたので。11月06日(土) × 午後からの空腹に耐えられず・・・。11月05日(金) ○ こちらのおともだちとホテルでイフターリーをいただく。11月04日(木) ◎ 3日ぶりのローザはちょいきつかった。11月03日(水) × 「今日もローザやってるよ」とうそついてごめん>イフターリーを食べさせてくれたみなさんへ。11月02日(火) × 朝おなかをこわした分、午後から空腹がすごくて。11月01日(月) ◎ 涼しく~寒くなってきたからか、のどの渇きがなければ大丈夫。10月31日(日) ○ 写真屋さんとこでイフターリー。いつもどうもぉ~。10月30日(土) ○ 仕事後、ペシャーワル会のビデオを見ていた分、空腹が気にならなかった。10月29日(金) △ 昨日、昼ごはんを食べた分、今日も午後からものすごい空腹感。10月28日(木) × 韓国ボランティアの方と食事。10月27日(水) ◎ 今日はそれほどでもなかったかな。10月26日(火) ◎ イフターリー前はちょっとつらかった、今日は。10月25日(月) ○ 朝食を摂らなかったのですが、そんなに大変ではなかった。10月24日(日) × 今日はしっかり食べてました。家で仕事をしながら。10月23日(土) ◎ イフターリーは馴染みの写真屋さんとこでいただく。10月22日(金) ◎ 今日も朝食とったおかげでつらくなかった。10月21日(木) ◎ 朝食しっかりとった&昼寝(笑)のおかげで楽勝。10月20日(水) ◎ 朝ごはんを食べずに夕方のイフタールまで我慢・・・根性の世界だった>空腹とのどの渇き。10月19日(火) × 結局ダウンで1日臥せる。でもこれで回復。10月18日(月) △ 気力で仕事。パン&ヨーグルト。10月17日(日) △ 1日ダウン。パンを数切れ。10月16日(土) △ 風邪治らず。ヨーグルトを流し込む。
ラマザーン(断食月)を振り返って
ローザ(断食)は、はじめの数日間の空腹感がすごかったが、ある程度その空腹に慣れるとつらさはあまり感じないことが多かった。
のどの渇きが我慢できる季節なら大丈夫だろうけど、これから数年後は夏がラマザーン(断食月)の時期になるわけで・・・大変だなぁ。こっちの友だちを見ているとおおまかに2種類に分かれる。
“敬虔に断食を守り、神への感謝など宗教的霊験(?)が高まる人々”
“まぁ、そこそこに断食もするが、そんなにかわんねぇよ~(笑)という人々”
ホテルのイフタール用ビュッフェで食事をすれば、なるほどこりゃ太るなぁと実感できる飽食ラッシュなメニューとボリューム。
でも、普通のつつましい生活をしている人たちの食事は、ラマザーン中も変わらない。
だから、太るってことはない。
個人的には、やっぱり水分は体のために摂るべきだと思うけどねぇ。>ローザ中も。
イフタール(断食明け)前の殺人的な車の急ぎ方やミョーに怒りっぽくなっているドライバーを見ていりゃなおさらだ(笑)。
印象的だったのは、朝のセヘリーを摂りに行ったお店で流れるクルアーン(コーラン)の音楽の、ちょっとおっかないけど神秘的な雰囲気と、27日目~29日目の夜通しマスジッドから流れる祈りの声。
神への敬虔な思いを持つ人々の気持ちが伝わってきたようだった。