パキスタンの乗り物 2(タクシー・リキシャー・馬車・ジープ)

1ページ目 (VARAN・ワゴン・コースター) | このページ (タクシー・リキシャー・タンガー・ジープ) | 3ページ目 (スズキ・いろいろバス・デコトラ)

初稿:2004年7月20日 更新:2018年5月18日(写真追加・章立て)

タクシー

タクシー(スズキ・Mehran:2004年7月)

タクシー(スズキ・Mehran:2004年7月)

タクシー(スズキ・Mehran:2003年7月)

イスラマバード・ラーワルピンディで走るタクシーはその多くがスズキ・Mehran(メヘラン)です。

PAK SUZUKI | Mehran Official Page
https://www.paksuzuki.com.pk/SuzukiProducts/ProductDetails/20

Wikipedia(EN) | Suzuki Mehran
https://en.wikipedia.org/wiki/Suzuki_Mehran

パキスタンの大衆車として、1988年に生産開始されたロングセラー車種。
パキスタンは圧倒的に日本車がシェアを占めていますが、その先鞭をつけたのは、1983年にパキスタン政府との合弁事業としてパキスタンに進出したスズキでした。
このメヘラン、ほぼほぼモデルチェンジなく、エアコン非装備のシンプルな造りながら、パキスタン全土いたるところで人々を運んでいます。

ラホールでは、2016年からスマホアプリで予約、メーター制などを謳う業者も登場。
ホンダ・シビックやスズキ・Swiftなどを使って営業をしています。

Albayrak TAXI
http://ataxi.com.pk/

2005年当時

タクシードライバーさんは、1日250ルピー~300ルピーの使用料を払ってタクシーをレンタルしていました。
つまり、本業の他にアルバイトでドライバーしている方が多かったんですね。
2009年12月にイスラマバードで聞いたときも、12時間で300ルピーのレンタル料ということで変わってはいませんでした。

レンタル料 250ルピー~350ルピー
ガス(CNG=液化天然ガス)代 1キロ走行に付き1ルピー換算

を引いた金額がドライバーさんの粗利ということになります。
できるだけ燃費をよくするために暖房を切って走ることや、長い停車中はエンジンを切っていることはよくあります。
Mehranは、エアコン非装備なので冷房はありません。
酷暑期に乗ると、ドライバーさんとサウナのような心地で汗だくになって乗っていました。

パキスタンでは、タクシーでもリキシャーでも値段交渉して乗ります。
2005年当時、イスラマバードの1セクター(たとえばF6→F7)20ルピーが相場でしたが、それから5年ほど経った時に乗ったら40ルピーだと言われました。
いまはさらに物価も上がりましたから、更に相場は上がっているでしょうか。

リキシャー(またはリクシャー)

ラーワルピンディ市内で(2004年7月)

ラーワルピンディ市内で(2004年7月)

イスラマバード市内には乗り入れが禁止されている乗り物ですが、他の都市では庶民の足として利用されています。
この車の利点は小回りが利くこと。ですからラホールなどのいっつも道路が渋滞している場所ではそうした渋滞をすいすいと抜けていくリキシャーが一番便利だと思います。

相場もタクシーよりは安く、おおざっぱにタクシーの半値または3分の2くらいのところから値段を切り出すと良いかもしれません。
後ろの座席は何とか3人が座れるスペース。ドライバー横にもひとり座ることができます。

タンガー(乗り合いの馬車)

QINGQI (キンキ:乗合三輪バイク) と TANGA (タンガー:乗合馬車)
/qingqi_tanga.html

ラーワルピンディ市内で(2004年7月)

ラーワルピンディ市内で(2004年7月)

ラーワルピンディ市内で(2004年7月)

協力隊員時代、ラーワルピンディではタンガー(タンゲー:乗合馬車)が健在でした。
(イスラマバード市内は、すでに乗り入れが禁止されていた。)
およそ1~3kmの区間を往復するスタイルが普通です。(料金は5ルピーのことが多い)
ビュンビュン走る車を尻目にどこかのんびりとした雰囲気でポッカポッカ進みます。
前と後ろにそれぞれ3人ずつ、合計6人の人が座ることができます。
タンガー(馬車)を駆逐するように登場したのは、乗合バイクのQINGQI(キンキ、クインキー)でした。

マルダーンにて(ハイバル・パフトゥンハー州:2004年11月)

マルダーンにて(ハイバル・パフトゥンハー州:2004年11月)

馬車の乗り心地、すばらしく良かったと思わない(デコボコ道をガタゴト)けど、時間にあくせくせず、のんびり揺られて道を行くのって、今にして思えば癒しのひとときだったと感じます。

ジープ

フンザのある山道で(2004年4月)

↑フンザでチャーターしたジープ。
フンザ・ギルギット・スカルドゥなどのノーザンエリアやスワート・チットラール・ナラーンなどの北部地域の山道を走破するのにジープはとても心強い味方です。
値段はジープのオーナーさん(旅行会社)との交渉次第ですが、悪路や急坂の多い山道では大活躍してくれます。

スカルドゥ~カプルー間の路線ジープ(2005年9月)

↑スカルドゥからカプルーに行くときに利用した乗合ジープ。
荷物を上に載せるだけのせ、ぎゅうぎゅう詰めの車内は、デコボコ道と相まってなかなかハードでした。
でも、こうゆうのが楽しかったなぁ、と懐かしく思い出します。

1ページ目 (VARAN・ワゴン・コースター) | このページ (タクシー・リキシャー・タンガー・ジープ) | 3ページ目 (スズキ・いろいろバス・デコトラ)