パキスタンの結婚式一覧

結婚式の招待状(2004年)

招待状を受け取る私(左)

招待状を受け取る私(2004年11月)

私と同じクラスで仕事をしているシーミー先生(女性)の娘さんの結婚式がイード後に行われます。
昨日、その招待状をいただきました。
同じ学校で活動する2人の隊員の方と招待されました。

招待状です。

招待状(3日分:2004年11月)

今回招待されたのは、

Mehendi(メヘンディ) : 結婚式初日。花嫁は手などにメヘンディと呼ばれる装飾を施す。歌や踊りが興じられる。親族など身内だけで行われます。
Barat(バーラト) : 結婚式2日目。この日、花嫁は花婿の家へ連れて行かれます。嫁入り。大勢の人を招いて盛大に。
Walima(ワリーマ)(Walima) : 新婚初夜を終え、みんなで結婚をお祝いする日。盛大に行われます。

メヘンディ(結婚式1日目)への招待状

メヘンディ(結婚式1日目)への招待状(2004年)

今回の招待状のデザインは、シーミー先生の下の娘さんが考えたとのこと。
宛名書きで夜更かしし、朝のセヘリー(断食前の食事)を食べられなくておなかを空かせていた・・・なんて裏話もありました。
イードが終わる11月下旬は、パキスタンでは結婚式ラッシュです。
シーミーさんとこ以外にも結婚式に呼んでくださっているところがあり、学校以外で大忙しの何週間かをすごしそうです。
こうした披露宴をする何ヶ月か前にすでに結婚の署名をしています。

結婚の署名式

結婚の署名式(2004年)

↑イスラーム(イスラム教)のしきたりにのっとり、立会人のもと花嫁・花婿がそれぞれ別室で署名をします。
その後、花嫁が父親にエスコートされて、花婿と一緒になります。

署名を終わり一緒に座る花嫁と花婿

署名を終わり一緒に座る花嫁と花婿(2004年)

このときは家族・親族だけの内輪の式でしたが、私も呼んでいただき一緒にお祝いさせていただくことができました。

花嫁・・20歳 花婿・・25歳

2人にとって幸多き船出がまもなくやってきます。


شلوار قمیض Shalwār Kameez シャルワール・カミーズ:パキスタンの普段着

初稿:2004年1月25日 更新:2018年5月23日(題名変更、全面書き換え、章立て、写真・動画追加)

شلوار قمیض Shalwār Kameez?

パキスタンでは、一般的な普段着・民族服です。
شلوار Shalwār シャルワール :下衣、ズボン
قمیض Kameez カミーズ  : 上衣、上着
をまとめてシャルワール・カミーズと呼んでいます。シャルカミと略した言い方を協力隊員同士でしていました。

協力隊で活動していた頃は、シャルカミはオーダーメイドが当たり前!なんて思っていましたが、近年パキスタンに行くと、出来合いのシャルカミが安く買えるので、それを手っ取り早く買うことが多かったです。

Youtube | シャルワールカミーズのお店 a famous ready-made sharwar kamiz shop in Islamabad

2010年9月にイスラマバード・ジナー・スーパー(F7)にあるお店で撮影したものです。
パキスタン土産に、シャルワール・カミーズ、いかがでしょうか?

シャルワール・カミーズを仕立てる

イスラマバードにて、男性用布地を扱っている(2005年9月)

女性用布地を扱っている(2005年9月)

まずは、布を買いに行きます。
パキスタン、どこの市場にも必ず布屋さんがあります。大きい市場だとその店が軒を連ねて、見ているだけで楽しい。

男性用シャルカミ布地(2005年9月)

女性用シャルカミ布地(2005年9月)

男性の布地は単色です。
イスラマバードでは割合おちついた淡色系の布地が目につきましたが、シンド州では、紫、茶色、黒、など結構原色系のはっきりした色の布地も見ました。
ハッジ(巡礼)では白色の布をまとうように、白系は全国どこでも好まれていた印象です。

女性は単色ということはなく、何かパターンが入ったカラフルな布です。
材質もいろいろ。服選びがお好きな方なら、いくら時間があっても足りないくらい、布の見定めは楽しいと思います。

6mの布(2005年9月)

私の場合で、シャルワール・カミーズ1着を作るのに、6mの布地を買っていました。
それを仕立て屋さんに持っていきます。
仕立て代は、その仕立て屋さんによります。隊員時代(2005年ごろ)で1着150~200ルピー(300円~400円)で私はやってもらっていましたが、さて今はいくらくらいだろう。

いつ仕上がるかは、仕立て屋さん次第。
早いところなら、2~3日で仕立ててくれましたが、遅いと、1週間とか2週間とか。
そもそも、立体裁断するわけでもなく、なんでそんなに時間がかかる!って怒ったり。そんなことも協力隊時代の楽しい思い出になりました。

カミーズ(上着:2005年9月)

シャルワール(ズボン)。こんなにダブダブなの!って、そうなんです。これでLサイズとか(2005年9月)

シャルワール(ズボン)すごくダブダブですが、ひもを通し、しばってはきます。
ダブダブなのが、酷暑の場所で過ごす工夫なのかな、と。

結婚式用シャルワール・カミーズを作ってもらった(2004年)

2004年1月25日

パキスタンに来てから半年の間で、シャルワールカミーズ(民族服)を5着つくりました。
いずれも仕事着や普段着として愛用しています。

シャルワール・カミーズを略してシャルカミと呼んでいます。
布を買って仕立て屋さんで作ってもらうのがパキスタン流。既製品はまず着ません。
布地や仕立て代によって価格は変わりますが、ざっと1着500ルピー(1000円)以内で作っていますね。
普段着のシャルカミ(男性用)は単色のシンプルなファッションなんですが、 結婚式用のよそ行きものはガラリと変わります。

せっかくパキスタンに来たんだし~と思い、2着ほど刺繍入りのシャルカミを作ることにしました。

まず、布地はラーワルピンディという街で2着分を購入。結婚式用では定番のホワイトとオフホワイトの2色をチョイス。

一着分はちょっと高めの400ルピー(800円)。
それを、なじみの仕立て屋さんに持っていきます。
イスラマバードでも仕立て代は場所によって違いますが、今まで私は、150~200ルピー(300~400円)で仕立ててもらっています。
それに150ルピーの追加料金で刺繍をお願いしました。

仕立て屋のおっちゃんと。会話はなぜかカタコト英語(2004年1月)

この仕立て屋さん、とってもいい人で、いつもお邪魔するたびに紅茶をごちそうになっているのですが、いかんせんできあがりが予測不能(笑)。
「1週間で作っとくよ!」って言ってたのが1ヶ月後だったってこともあります。
それを「まぁいいか」と思っている私は、相当パキスタン人化してしまったのでしょうか(笑)。

実は、この服の仕立てもずーーっと前に頼んでいたのですが、なかなか出来上がる雰囲気がない・・・とか思っていたら、年明けになって1人の職人さんを呼んできました。刺繍職人さんだそうでして。

ラーワルピンディから呼んでいるという刺繍職人(2004年1月)

で、その作業をいつものように紅茶をいただきながら見させてもらいました。

仕立て屋(奥)と刺繍職人(手前)(2004年1月)

右手に針を持ち、回しながら布に刺していく(2004年1月)

刺した針に糸を渡していく。ミシンと同じ要領だ(2004年1月)

襟、袖の刺繍(2004年1月)

えり&そでの刺繍。とても緻密な作業です。
右手の針を、くるっくるっと高速回転させながら布にさし込んでいく作業はとても大変のようで、たびたび手を休めないといけないようです。
そんな苦労の末に服は完成しました!

(追記)
この続きをアップするのをおろそかにしていたら、時間が経ち、そのうちに、その時撮った写真がハードディスクのクラッシュでなくなってしまいました。
この刺繍入りのシャルワール・カミーズ、着たのは1回か2回くらいでしたか。職人さん、がんばってくれたのに。むむ、すまぬ。