サリサリ(パキスタン・カリー:横浜市神奈川区)

>> カラバト・カリー(パキスタン・カリー:札幌市南区)
http://www.ktc-johnny.com/qaraabat.html
初代マスターが息子さんに店を預けている。ん?譲っているのか?

お店外観

2年ぶりに東京へ。
駆け足日程で駒ヶ根に行ったから、2日ほどの在東京。
でもどうしても行ってみたかったから時間をやりくりして出かける。

出発地は立川。
南武線で武蔵小杉まで行って、そこから東急東横線乗り換え。
南武線は各停しかない。
立川→武蔵小杉までその間18駅。昼間でもかなり混み合っている車内。
北海道暮らしが長くなると、これだけで疲れてしまうなぁ。

白楽駅

東急線に乗るのは10数年ぶり。
大学時代東京に住んでいた頃以来だ。
その頃だってほとんど乗ったことはないけど。
そして、最寄り駅の白楽駅に着く。

六角橋商店街

駅からやや下る道を進む。
ここにある商店街は、昔ながらの個人商店が多く残っている。
それと、神奈川大学のお膝元。昼前に着いたが大学生らしい若者が多く行き交っていた。
活気があるなぁ。
商店街の通りを下りきって、大きな通りにぶつかる。
その通りを渡ってほんの少し入ったところにサリサリはあった。

壁面

↓のYoutube動画やいろいろなブログで紹介されていた外観。
”果ての果てまで行ってみないか これが現地の味”
と白い壁面に書かれたコピー。
カラバト・カリー(札幌)のと同じ内容だ。
しか~し!!

サリサリ玄関

↑(上)はサリサリ  ↓(下)はカラバト

カラバト玄関

「パーキスタン カリー」のウルドゥ表記がサリサリはすごいことになってしまった。
となりのトトロでねこバスの行き先表記の
「めい」の「め」の字がひっくりかえっちゃったような、そういう感じ。
ウルドゥ文字が分かる人だと微笑ましく思える変化かな。

さぁ、店内へ。
カラバトよりも少し狭くなったかなというスペースにテーブルが置かれている。
カラバトは全体に黒を基調にした雰囲気だったが、
ここサリサリは白が基調。落ち着いた雰囲気は同じ。
すでにお客さんが入っていてカレーを食べていた。

サリサリのカリー

↑(上)サリサリのカリー&サラダ  ↓(下)カラバトのカリー&サラダ

カラバトのカリー

↓(下)参考:パキスタンで私が食べたカレー
結婚式などもてなしの場で出される典型的なチキン(だったか羊だったか)の煮込みカレー。
ナンやローティ、プラーオー(たきこみごはん)と食べたりする。

パキスタンのカレー

カラバト、サリサリのように鶏の身が完全に煮くずれるまで煮込むことはないけれど、
骨付きの肉を油ギッシュな感じで煮たカレーはあった。
鶏肉はお客をもてなす最上級の素材で、結婚式や招かれた席ではよく出されていた。

サリサリのマスターの言うように、
野菜の水分だけで煮込み、日本のカレーのような小麦粉は一切使わない。
パンジャーブ地方のカレーはもっとスパイスが効いていて辛いと思うけれど、
カラバトやサリサリのカリーは確かにパキスタン風味といえる。
サリサリもカラバトもメニューは同じ。
カリー・サラダ・チャイのセット。
カラバトでは普通盛・中盛り・大盛りの3種類選べるが、
サリサリは盛りは1種類のみ。

サリサリのメニュー

サリサリでおかわりしたい、大盛りのボリュームで食べたいときは
↑のメニューにある「おかわりカリー500円」を注文する。
で、そのおかわりカリーを頼んでみたら、

おかわりカリー 500円

サラダ・チャイがつかない単品カリーが出てきた。
カリーのみのテイクアウトをしているのはどちらも同じ。
フランスパンで食べると美味しいよ!とお薦めされているのもおんなじだった。

チャイ

チャイ(ミルクティー:ウルドゥ風に言えばチャーエ)には
カルダモンなど香辛料が入っているがマイルドで飲みやすい。
このときはマスターがどんどんおかわりを入れてくれた。
1時間半くらいお店にいたけれど、4~5杯飲ませてもらったので
後で白楽駅に戻る上り坂は結構苦しかった。

さてさて。
はじめは時間もないし、
食べたらさっさと失礼させていただこう、
なんて思っていたけれど予定をオーバーして居座ってしまった。

サリサリの店の中

お店の中には棚があって、マスターの私物らしきものが置かれていた。
このお店の奥に寝泊まりされているとのことだから、生活の場のにおいが店内ににじんでいるんやね。
で、なにげにその棚を見ていると面白いものを発見!
じぃーーーっとみてみる。。。
。。。。。。

デーグ

これ、鉄製のつぼのような鍋。
デーグ(Deg)と呼ばれている。
小さいサイズの鍋は、デーグチー(Degci)という。
この鍋はパキスタン料理ではご飯ものを作るときなどに使われる定番アイテム。

デーグでご飯をたく

↑は、パキスタンで活動していたころ、学校の遠足の際炊き出しに提供されていたデーグ(大鍋)。
何人前っていったかなぁ、50人前とか100人前とかデーグ(鍋)によっていちおキャパが決まっていた。
日本ではみかけないこの鍋。
持って帰りたかった隊員もちらほらいたが、なんせこの大きさと重さではね。
そんな日本では珍しいデーグを何でマスター持ってるの?って聞くと、
このお店(サリサリ?カラバトのとき?)の開店祝いにパキスタン人から料理するならデーグないとね、でもらった。
と話していた。
こういうアイテム見るだけでも、もう何年も外国に出かけていない私の血が騒いでしまう。
いいなぁ、うらやましいなぁ。

アルバムをみるマスター

マスターにパキスタンで撮った写真のアルバムを見てもらう。
そうそう、こんなのあったよーなんて、マスターが思い出を話されていた。
パキスタンにいた当時のマスターはビジネスを手がけていて、ラホールやイスラマバードを行き来していたそうだ。
当時はまだ高速道路がなくてGTロードという凸凹の悪路もある道。そこをすっとばしてねーなんて話だったり。
商売をする外国人がパキスタンに住むとなると、家も豪華で召使いが付くのは普通。
ベッドの上に食膳台を置いてそこで食事なんてしてさ~と懐かしく話される。

カラーバットの読み方

これは、カラバト・カリーの記事をアップしたときに紹介させていただいたが、カラバトに似た発音をするウルドゥ単語がある。
その単語には「親戚」などという意味があって、カラバトの語源はマスターの妄想ではなく、現地の人が言っていた言葉だったんじゃないの?ということを書いた。
そこのところ、マスターに聞いてみたかったのだ。
で、マスターに、
私がこうこう、こういう意味があるんですよ、って紙にウルドゥを書いてお話しすると、

あ、そうなんだぁ。

と驚いていらっしゃった。
カラバトは本当にマスターの造語だったらしい。でも素敵なネーミングですよ。

カラバトになくて、サリサリにあるおもしろいもの。

ナプキンですが!

目の前に置かれたナプキンに!!
なんか、おもしろいことが書いてあるんですけどぉ。
そうマスターに言うと、ほらほら、こんなのもあるよなんて

サリサリのユニークナプキン

どっさりと私のところに持ってきて、
これ記念に持って帰ったらいいよとすすめてくれる。

”恋でもなく 愛でもないのに なぜか忘れられない”

”一部の人に理解される”

ほぉ~、マスター珠玉の名言だ。
10種類集めたら豪華景品だよ、なんてマスターも笑っている。
そうだ、マスター他にも良いこと言っていた。

”人生なにがあるかわからない”って。

沖縄に向かっている途中に、この物件に出会ってお店を開業したのは本当らしい。
だから、家賃払うのも大変だっていうのも本当らしい。
だから、カラバトよりも高めの値段設定になるのも仕方がないのかも。
お話をじかに聞いていると、
マスターは人生を自分の色に染めて楽しめる人だなと思った。
テレビって善し悪しがあって、↓のような番組放映をされると
マスターの素朴な人柄よりも
果ての果てまで・・・のようなキャッチコピーでイメージされがちな怪しさが強く印象づけられがちだ。
でも楽しいお店ですよ。くつろげるお店ですよ。
お財布に余裕があったらぜひ一度味わってみてください。
カリーとマスターの人柄を。

↓サリサリがはじめてテレビでオンエアされたっぽい番組。

(テレビ神奈川:2008年4月29日(火曜日)放送)

大きな地図で見る

パキスタン・カリー:サリサリ
住所 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-7-4
電話 045-413-9010
営業時間 11時〜21時
平日は14時半〜17時まで休み 土日は休みなく営業
定休日  なし
座席数  18席 4席が4卓 2席が1卓
喫煙 不可
最寄り駅 東急東横線「白楽駅」
駐車場  なし

サリサリ(パキスタン・カリー:横浜市神奈川区)」への5件のフィードバック

  1. こんにちは、上京してこんなところに顔を出していたのですね(笑)。
    白楽にパキスタンカレーの店があるとは知りませんでした。日本では(コストパフォーマンス悪いので)めったにカレー屋に行くことないのですが、今度行ってみます。
    ローティーがあればいいなぁ…

  2. ローティ。
    そうですねぇ、なかなかお目にかかれないですね。
    東京のあと数日経って名古屋に行きました。
    RAJA (ラジャ)
    http://r.tabelog.com/aichi/
    ここはアタで作ったローティ出していました。
    店員もパキスタニーらしく、良かった良かった。
    札幌にはインド・ネパールカレー屋は多くて良く行きますが、ナンしかなくて残念なことが多いです。
    サリサリ。
    カレーとマスターと両方お楽しみください(笑)。

  3. はじめまして。
    カラバトカリーをたどってここにやってきましたので、足跡を残させていただきます。
    実は、私もHNがジョニーなもんで、被るのが失礼かと思い、違う名前で書かせていただいています。これはうちのゴールデンを呼ぶときの呼び方なんです。(笑
    ここのおやじさん、カートが大好きなんですよ。店にヘルメット置いてなかったですか?もうないのかな?
    定山渓にあるMVS(モータービレッジ札幌)というカート場ではかなり有名な方で、ここに通う常連はみなさん、カラバトでカレーを食べています。
    大きなレースがあったときは、「出張カラバト」をやってくれたこともあります。
    当初、ご主人が放浪の旅に出たときは、みんな心配していまして、横浜に落ち着いたようだという話が伝わったときは、本当に喜んだものでした。でも、家賃が払えずに苦労していると聞いたときは、「おやっさんらしいけど、離れてちゃな~んにもできないしなぁ」と言ってました。
    やはり店構えといい、ペーパーナプキン(こんなことしているなんて知らなかった!)といい、知らない人が見たら最初はドン引きですよね(笑)
    で、一口食べて降参~っ、みたいなところでしょうか。
    上京したら、一度顔を出そうと思っているのですが、なかなか上京できずにいます。達成はいつになることやら。

  4. こゆっきぃ~さま
    ようこそお越しくださいました。
    さ、さ、お茶でもどうぞ( ^-^)_旦~
    ヘルメットですが、ワタシが行ったときは見かけませんでした。
    でも、↑の2つめの動画を見ると黒いヘルメットがあるようですね。
    MVSさんのウェブを拝見させていただきました。あ~楽しそう!ぜひ機会があれば行ってみたいです!
    カートといえば、むか~し「生ダラカート」なんてありましたねぇ。セナとかマンセルとかが出演してましたねぇ。かっこええなぁって思い出します。
    あのころ、ワタクシめ、アルボレートの大ファンでしてね。さいごミナルディに乗ってたところまではF1見ていたのですが(それでカートも興味ありましたが)、彼が引退してからはすっかり見なくなりご無沙汰しておりました。
    う~ん、自分でもカート乗ってみたいなぁ。
    ・・・横道にそれました。
    サリサリは白楽駅から神奈川大への通学路上にあるような感じで学生とかたくさん通るんですよねぇ。
    味は折り紙付きだとワタクシめも思いますし、
    1000円に釣り合う学生ボリュームで出すとか、ボリュームそのままで代わりに学生価格にするとか、そうすると学生がもっと来てくれそうな気もしますが、、、
    ここはマスターの考えを尊重というところですかね。
    で、それはそれは失礼しました>ジョニーで重なる。
    お気遣いありがとうございます。でも重なってもなんくるないさ~(笑)。
    どうぞ次回からお好みのHNでお越しくださいませ。

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