QINGQI(キンキ:乗合三輪バイク)とTANGA(タンガ:乗合馬車)

左:QINGQI(キンキ:乗合バイク) 右:TANGA(タンガ:乗合馬車) 2004年4月ラーワルピンディ・ゼネラルバススタンド付近にて

これまで、パキスタンの乗り物については
パキスタンの乗り物(1)/transport.html で各種ご紹介してきました。
が、そうそう、すっかり紹介しそびれていた乗り物がひとつありました。それが、QINGQI(キンキやチンチなんて呼ばれてました)という三輪乗合バイク。
QINGQIをはじめて見たのは、2003年の協力隊赴任直後。
任地イスラマバードに隣接するラーワルピンディの街なかででした。

イスラマバードは2003年当時、リキシャー(三輪バイクタクシー)TANGA、タンガーと呼ばれる乗合馬車もそれからQINGQIも乗り入れが禁止されていました。
でも、昔ながらの下町の情緒が色濃く残るラーワルピンディには人ごみと車の渋滞にもまれながらそれらの乗り物が元気に活躍していました。
↑の写真のように、同じ幹線道路・生活道路をTANGAやQINGQIが共存しながら走っていました。


ラーワルピンディ・ラジャバザール(Raja Bazar)で客待ちをしているTANGA(タンガ:乗合馬車) 2004年7月撮影
2004年当時、ラーワルピンディのラジャバザール~ピールワダイ・バススタンド間を5ルピー(当時10円、現在4円くらい)の値段で乗せてくれるTANGAは、のんびり街なかを走るにはちょうどよい乗り物でした。
ラーワルピンディに限らず、パキスタンのどの街も喧騒と騒音と排気ガスがすごいですけれど、馬車の馬たちはただ黙々と歩みを進めていましたね。

↑こちらも、ラーワルピンディ市内を走るTANGA(タンガ:乗合馬車) 2004年7月撮影

んで、こちらもラーワルピンディ市内を走る、というかマイペースで進むTANGA(タンガ:乗合馬車) 2004年7月撮影
馭者側に2名、後部座席に3~4名ほどお客さんを乗せて走っていました。大柄な馬体に合わせた馬車なので、乗り降りはちょっと気をつけないといけませんでしたけれど、
普通の乗用車よりも視線が高い位置にあり割に眺めは良かったように思います。

で、やっとご紹介できるQINGQIのお話。
なーんでQINGQIって言うのかなと思いましたら、中国の老舗バイクメーカーだったんですね。

クインキー社とは : http://jyouhookan.web.fc2.com/btl/qingqi.html
こちらのページでのご説明では、中国最古のバイクメーカーのひとつで、1964年に最初のスクーターを製造したとのこと。
直接クインキー社のウェブサイトも拝見しましたが、中国語で説明がよく分からず・・・・。
たぶん、この会社が↓のような乗合三輪バイクをパキスタンに持ち込んだのが始まりなんだろうなぁ、と推測しています。(詳しいことをお知りの方がいらっしゃいましたらお教えください。)

ベナジール・ブット・ロード(旧マリーロード)のコミッティーチョークあたりがアンダーパス工事で途中通行止めをしていたころ、
そこで折り返しの人を運ぶため客待ちの列を作っていた、QINGQI(キンキ:乗合三輪バイク) 2004年10月撮影
>> コミッティーチョークの工事(2004年10月4日投稿) /2004-10-04-committeechowk.html

イスラマバード・ラーワルピンディだと、乗合バスタクシー
ラホールだったら、リキシャーをもっぱら使っていたので、私はQINGQIにはそれほど多く乗っていません。
乗るとしたら、QINGQIが生活の足として重用されている地方農村部が多かった(マルダーンやペシャーワル近郊とか)記憶があります。

で、時は流れて、2011年2月下旬~3月初めにかけて2週間ほどパキスタンに行ってきました。
はじめは2010年水害被災地のシンド州タッタを再訪。その後イスラマバードに移動して友人たちに会っていました。
その中、ラーワルピンディのバススタンド(ピールワダイ・アッダ)まで足を運び、おお、こっからならラジャバザールまで行けるなぁ、とQINGQIに乗った次第。(この時、TANGAはもう走っていませんでした。)

2011年3月にラーワルピンディでお世話になったQINGQI(キンキ:乗合三輪バイク)のお兄さん

 


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↑A地点:ピールワダイ・ゼネラルバススタンド(Pirwadhai Adda) B地点:Fowala Chowk(噴水のある交差点)→ラジャ・バザール(Raja Bazar)の並びにあります。
をQINGQIで走った時のルートです。

その時の模様を動画に収めました。

その1:バススタンドから出発
QINGQI to Raja Bazar from Pirwadhai Adda 1 of 3

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運転手のお兄さんが、「ラジャバザール!ラジャバザール!」って行き先を連呼しながら客を呼び込んでいます。
あんまりお客さん集まらなかった(というか、確か自分しか乗っていなかった)んですが、まいっかと出発します。

その2:ラジャバザール近くを走行中
QINGQI to Raja Bazar from Pirwadhai Adda 2 of 3
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時間は夕方4時ごろだったと思います。まだ日が短くて夕日がさすなか、目的地のFowala Chowk(噴水がある交差点)まで向かいます。
前を走る超ビンテージなタクシー(黒と黄色の車体:TAXIの表示はないですけれど、タクシーです)とかいいでしょ?

その3:終点Fowala Chowk(噴水のある交差点)に近づく
QINGQI to Raja Bazar from Pirwadhai Adda 3 of 3
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走りながらも行き先(この時はラジャバザール)を言いながら走っていましたが、渋滞でもクルマや人ごみを縫って走れるQINGQIは快適。
15分ほど走って終点に到着。運賃は決まっています(確か10~15ルピー)ので、降りる時に運転手さんに渡します。
でも、この時は自分的には気前よくポーンとチップをはずんだはず(ということにしておいてください 笑)。

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