2004年夏 : ギルギット・フンザ旅行記(5)

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    2004年8月9日(月) Hasegawa School ハセガワスクール見学

    朝8時前にハセガワスクールに着きました。ハセガワスクールは約1ヶ月の夏休みを終えて、今日から新学期がスタートするとのことでした。

    Hasegawa Memorial Public School
    Official Website : http://www.hmpsc.org/
    Hasegawa School

    2010/02/02 閲覧

    ここには5歳から15歳くらいまでの子どもが通って学んでいます。
    現在の生徒数は570人ほど。春に来たときには450人と聞きましたから着実に増えていることがわかります。

    ハセガワスクールの朝礼 校長先生
    左 : 全校朝礼に並ぶ生徒たち
    右 : 校長室にて。日本とパキスタンの国旗が。

    朝礼で校長先生は「今後いっそう英語が話せるように努力して欲しい」と英語でお話をしていました。
    将来のこと、就職を考えると、英語が話せることはアドバンテージになるということですね。
    フンザ地域の人たちは、辺境の地にありながら、外国へ出て行く方も多く、教育水準も高いように感じています。観光に従事する人も多いからでしょう、英語を話せる・理解できる人は多いと思います。

    さて、校長室で紅茶とお菓子をごちそうになりながら、私たちは校長先生とお話させていただきました。
    JICAや協力隊のことは以前から関心があり、ぜひわたしたちの学校に協力隊の方が来て活動していただきたい・・・とのお話でした。
    フンザで仕事ができるなんて素敵ですね。・・・いつか協力隊員がフンザやギルギットで活躍する時代が来ますように!

    2004年8月9日(月) KADOの活動見学(リハビリテーションセンター・各種ワークショップ)

    KADO : Karakoram Area Development Organization
    Official Website : http://www.kadohunza.org/
    KADO Website

    2010/02/02 閲覧

    >>パキスタン調査ノート2002年夏(東洋大学 子島進准教授のレポート)にも詳しい記述があります。
    http://frds.itakura.toyo.ac.jp/profiles/nejima/pakistan2002_sum.htm

    午前~午後にかけて、KADOの各種施設を案内していただきました。

    女性障害者のためのリハビリテーションセンター

    Karimabad カリマバードから少し上ったところにある、Aminabad アーミナバードというところに設置されています。

    女性のためのリハビリテーション施設
    案内の看板。ドイツ大使館の援助の記述が。

    静かなたたずまいの一軒家におよそ20人ほどの方が通って作業をしていました。
    印象では、軽度の知的障害の方が大半のように感じられました。私たちとの会話が普通にできる方もいます。

    作業のようす 作業のようす
    左 : ミシンなどをつかった縫製作業のようす。 
    右 : 毛糸から糸をつむいでいる作業のようです。

    印象的だったのは、非常に和気あいあいとしていたこと。ニコニコしながら作業する様子を見てこちらも楽しくなるほどでした。お礼にオカリナで曲を吹くと軽やかに踊りだす人もいらっしゃいました。
    ここでは日曜日をのぞく毎日朝9時過ぎから昼の3時ごろまで作業のほかレクリエーションなどを行っているそうです。
    ここでも協力隊員が活動したら楽しいだろうなぁ・・・そのように感じました。

    男性障害者のためのリハビリテーションセンター

    Karimabad カリマバードから少し離れた、Hyderabad ハイデラバードというところにあります。
    おもに知的障害の方が毛糸の選別~糸の紡績などを担当し、視覚・聴覚障害の方がカーペット織りの作業にとりくんでいらっしゃいました。

    作業のようす 作業のようす
    左 : ヤクや羊の毛をつむぎやすいように選別しています。 
    右 : 機械を使って糸をつむいでいます。

    作業のようす 
    聴覚障害者の方がカーペットを織っていました。

    今の課題として、新しい商品と作業種の開発とのことでした。こうした織物関係の商品のほかに、民族楽器の製造も行っていると伺っていましたが今回はその作業のようすをみることはできませんでした。

    歓迎演奏のようす
    私たちを歓迎するために演奏してくださいました。

    障害者の方が民族楽器の演奏法をならい、さまざまな機会に演奏をしているそうです。
    この日も途中から雨が降り始めるあいにくの天気でしたが、一生懸命演奏してくださいました。ありがとう!

    KADOのIT教育・戦略

    いま、KADOが力を入れているのがIT教育とフンザ地域のコンピュータネットワーク整備事業です。
    このうち、IT教育については、Aliabad アーリアバードに教育センターを設置していて、Officeなどの各種ソフトの授業をおこなっています。

    ITセンター 使用されているパソコン
    左 : IT教育センター入り口
    右 : OSはウィンドウズXPでした。

    また、フンザエリア内でのインターネットによる遠隔授業やSOHO(ネットワークビジネス)を実現させるために、インターネットプロバイダ事業にも着手しています。
    現在、カリマバードのゼロポイント(オールド・フンザインがあるあたり)付近にサーバーを設置する工事をすすめていて今年の早い時期にサービス事業を始めたいとのことでした。

    KADO-NETの画面
    計画段階での呼称は「Kado-net」。

    もしも、この事業が成功すると、従来 300PKR – 400PKR/1h といわれたフンザでのプロバイダー料金が 30PKR – 40PKR/1h と大幅に安くなるでしょう。そうなればよりいっそうIT化が加速度的にすすむと思われます。
    追記:2005年2月現在、Kado-netは本格的な営業を行っています。
    WELCOME TO KADONET : http://www.kado.net.pk/

    8月9日(月) ギルギットへ

    夕方近くまで、KADOの各種施設を見学させていただいたあと、ギルギットまで送っていただきました。
    また、後ろの荷台に乗って心地よい風に当たりながら夕暮れの道を急ぎました。
    夜7時過ぎ、3日前に訪れていたギルギット・コンティネンタルホテルに到着。その夜はKADOの方々とホテルの屋上で食事を楽しんだのでした。

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    初版 2004年08月  最終更新日 2010年02月02日

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