デコトラ!(1) : パキスタンの伝統的なトラック

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関連リンク追加しました。(2010/02/08)
GIGAZINE: ゴテゴテと飾りがつけられているパキスタンの乗り物いろいろ
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071129_p….


動画: デコトラをいろいろな角度から撮ってみた(2010年09月10日金曜日)
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パキスタン水害支援で訪れた、KPK(カイバール・パフトゥンハー州) Nowshera ノウシェラ郡 Risalpur リサルプール市で、物資配布に使っていたトラックです。
ナンバープレートに、NWFPと刻印されていますが、これは、KPKの旧州名の北西辺境州(North West Frontier Province)に拠るものです。

パキスタンではコテコテに装飾されたトラック(デコレーショントラック、デコトラ、ギンギラトラック)が今も都市間輸送の担い手になっています。
普通のトラックやトレーラーをこれでもかとばかりに装飾し荷物を満載して走っています。
で、さらにデコレーションをするのは、トラックやバスだけではありません。。。

日本で言う2トントラックくらいの代わりにこうした荷台付きのトラクターが非常に多用されています。
↑のトラクターもイスラマバードの工事現場に向かっているところを撮影したものです。よく見ると、ボンネット全部に装飾が施されています。
このトラクターは「マッセイ・ファーガソン(Massey-Ferguson)」製ですが、このメーカーのトラクターがパキスタンでは非常にポピュラーです。

Wikipedia: Massey Ferguson http://en.wikipedia.org/wiki/Massey_Ferguson

↑日本でもおなじみのスズキ(Suzuki)自動車製(パキスタンに現地法人の工場があります)の軽トラックを乗り合いバスに改造したものです。
この手のバスはパキスタン至る所で庶民の足として利用されています。
>> スズキ!(Suzuki:軽トラックバス)

さて、ここでデコトラの話にもどります。
あまりの過積載&エンジンのパワー不足からか時速は15キロ~30キロぐらいしか出ていないことも多く狭い道路では道をふさぐ少々やっかいな存在ですが、
あのがけ崩れが頻発するカラコルムハイウェイをおそらく2日3日かけて走るのは度胸がいるというかすごいなぁと思ったりします。

イスラマバードの郊外、ピールワダイのそばに大きな野菜市場(サブジマンディ)があり、そこには100台200台のデコトラが集まってきます。
過日、用事があってそこを通りかかったときにとってもきれいなデコトラを発見!聞いてみると2~3年ごとにやる化粧直しが終わって今日がお披露目だとのこと。
あまりにきれいだったので写真を撮らせてもらいました。

 

とても色鮮やかなペイントで見とれてしまったことを覚えています。

 

↑フロント部分。まるでリーゼントのような(笑)突き出たひさしがパキスタンのデコトラの特徴です。

 

↑極彩色のデコレーション鮮やかなフロントバンパー部分。
手書き彩色とカラーシールをうまく組み合わせたデザインです。

 

↑運転席上のひさしの部分。上の3つのランプは走行時のスピード表示ランプ(のはず)。
このひさしのおかげで空気抵抗が一段とアップ(笑)。
スピードが出ない一因だと思われますが細かい空力にこだわらないのがパキスタン・デコトラの王道。

 

↑パキスタンのデコトラの特徴は運転席の扉が木製(に改造)であること。
でこの車はさらに電飾をつけちゃったりしています。こんだけお金をかけて装飾している車はなかなかいません。すごー。

 

↑こちらは助手席ドアからボンネット部分を眺めたところです。

↑後部ナンバープレート。「GLT」はギルギット(GILGIT)を指しています。デコトラには多いナンバーです。

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初版 2005年04月22日 最終更新日 2010年02月08日

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