パキスタンの市場一覧

شاپر Shappar ショッパル(買い物袋)

初版:2018年5月10日

買い物袋・レジ袋のことをパキスタンでは、ショッパル شاپر と呼んでいます。
イエ ショッパル メン ダーレン (これ 袋に 入れてちょうだい)
という風な感じで話します。

日本ではずいぶんエコ意識が高まってきて、スーパーのレジ袋なんかは、リサイクルを意識してデザインあっさりめなものが増えてきたように思いますが、パキスタンではまだまだお店のPR手段として、デザインを競っている感があります。

ウルドゥ文字の美しさを活かした、ナイスなショッパルを見つけるのも、パキスタン旅行の楽しみのひとつです。私がいいなと思ったショッパルの数々、ご紹介していきます(時々更新予定)。

New Dilpasand(カラチのスイーツ店)

New Dil Pasand(カラチ)のショッパル

New Dil Pasand(カラチ)のショッパル

カラチで仕事をしていた折、通勤途中によく立ち寄ったお店。
Dilpasand(ディルパサンド)
Dil(ディル:心)+Pasand(パサンド:好き) → 心から好き、大好き、お気に入り

プラ袋の上部に書かれている
Sab Ki Pasand 
Sab(サブ:みんな)・Ki(キ:~の)・Pasand(パサンド:好き) → みんなが大好き、みんなのお気に入り
という意味です。いいネーミング・コピーだなって思います。

パキスタン定番のお菓子ですとか、パン、ドリンク、サモサなどの揚げ物などが売っていて、人気なお店でした。
「定番」とは、たとえばこんな感じです。

Youtube : A Pakistani Sweet Shop in Ayub Markaz, F8, Islamabad

2010年9月にイスラマバードのお店で撮影させていただきました。

さて、カラチの New Dil Pasand のお店のそばに3本の剣(Teen Talwar ティーン・タルワール)のモニュメントがあり、それをショッパルに描いています。プラ袋も素敵ですし、紙のショッパルもいい味わいです。

Wikipedia(EN) | Teen Talwar
https://en.wikipedia.org/wiki/Teen_Talwar
1973年にブット首相(当時)により、パキスタン建国の父ジナー(ジンナー)が唱導した3つのモットー、”Unity 連帯・Faith 信仰・Discipline 勤勉” になぞらえて造られた。

New Dilpasand
http://www.newdilpasand.com/v1/

New Dilpasand website


街角の氷屋さん@Islamabad

パキスタンの氷屋さん

↑夏になると街の辻などに出てくる風物詩です。

1m×1m×2mくらいの大きな氷の塊にビニールシートや麻などの編み袋をかぶせて溶けるのを防ぎながらのーんびりお客さんがくるのを待っていたりします。
で、お客さんのオーダーに合わせてのみで削ったり割ったりしています。


بازار bāzār バーザール(パキスタンの市場・夏・果物編)

初稿:2005年6月6日 更新:2018年5月16日(写真追加・章立て)

ウルドゥ語で市場(いちば)のことを بازار bāzār バーザールといいます。
ペルシャ語由来の言葉です。バザールと同じ。
インドを支配したペルシャ系王朝の影響で、数多くのペルシャ語がウルドゥ語に流入しています。
では、パキスタンの市場・夏・果物編をご紹介します。

関連: Bazar : パキスタンの夏のバザール・市場(野菜編)
/bazar1.html

夏の果物の王様 マンゴー

ウルドゥ語で آم Aam アーム と呼ばれるマンゴー。
夏の果物の王様、6月には出回っています。

آم Aam :マンゴー・パキスタンのイチオシ果物
/mango.html

マンゴーの品種はいろいろ。
パキスタン・マンゴーはチョーンサー(チョウサ)種、シンドリー種と呼ばれる細長い形が多いです。
緑色の熟していないものでも、しばらく置いておけば黄色に熟し一層甘い匂いを発するようになります。
2005年当時の値段(イスラマバード)は1キロ20ルピー(40円弱)でした。

果物ナビ | マンゴー
https://www.kudamononavi.com/zukan/mango.htm

マンゴー売り屋台(2005年6月)

ラベルには「スペシャル・アーム(マンゴー)」と書かれている(2005年6月)

ラベルには「fasal Sajaad フェイサル・サジャード」と。生産者名かな?(2005年6月)

オレンジマンゴー(2005年6月)

市場にはいろんな品種のマンゴーが売っています。さすが夏の果物の王様。
オレンジマンゴーは、柑橘系の香りと酸味が味わえる品種です。
これもおいしい。

スイカ

ウルドゥ語でスイカは تربوز tarbuuz タルブーズといいます。
日本と同様に夏の定番果物です。
縞目あるのとないのと両方売ってました。果肉は真っ赤で熟すと甘くて美味しいです。
バザールでスイカ専門に扱っている店がありますが、どのお店も築地の魚河岸のような、威勢のいい声でもりあがってたりします。

ほ~らいくぞ~(2005年6月)

ほらよっと!(2005年6月)

中央のお兄ちゃんから左にいる人へ、ぽ~んと、スイカが投げられています。
仕事&みんなに見せるパフォーマンスですね。
威勢のいい声出してやってますが、どこかユーモラスにも感じました。

ボードに「タルブーズ(そのあとは値段の数字っぽい)」と書かれている(2005年6月)

縞目のも売ってます(2004年5月)

メロン(ウリ・ハミウリ)

ウルドゥ語でメロン(ウリ・ハミウリ)は خربوزہ kharbuza ハルブーザといいます。
メロンにもマスクメロンのように網のかかったものや、かぼちゃのように筋の入ったもの、筋が入らずツルンとしたものなど、いろいろあります。

ハミウリ(2005年6月)

メロン(2005年6月)

バナナ

ウルドゥ語でバナナは کیلا kela ケーラーといいます。
パンジャーブ南部・シンド地方で主産地。
年中見かけるようになりました。
日本のバナナと味に違いはなく、熟すと甘くて美味しいです。
普通にたべるほか、ジュースにもしますし、デザートの定番。バナナミルクシェイクは人気アイテムなんですよ。

バナナ(2005年6月)

ライチ

ウルドゥ語でライチは لیچی lichee リーチ―といいます。
夏にパキスタンに来られたら、ぜひぜひ味わっていただきたい!生ライチ!
旬の時期(6月下旬~7月ごろ:短い)、街なかで荷車にライチを山盛りにして売っている風景を見ることができます。
見つければ大人買いして、すぐに冷やしていただく、と。凍らせるのもいいですね。

ライチ売り(2005年6月末:ラホール)

生ライチ(2005年6月末)


بازار bāzār バーザール(バザール:パキスタンの市場・夏・野菜編)

初稿:2005年6月5日 更新:2018年5月19日(写真追加・章立て)

ウルドゥ語で市場(いちば)のことを بازار bāzār バーザールといいます。
ペルシャ語由来の言葉です。バザールと同じ。
インドを支配したペルシャ系王朝の影響で、数多くのペルシャ語がウルドゥ語に流入しています。
では、パキスタンの市場・夏・野菜編をご紹介します。

بازار bāzār バーザール(バザール:パキスタンの市場・夏・果物編)
/bazar2.html

夏の野菜(イスラマバード:2005年6月)

バザールの野菜売りエリア(2005年6月)

イスラマバードにもようやく本格的な暑さがやってきました。

暑い夏は生活するにはなかなか大変ではありますが、夏ならではの味覚もいっぱいです。
金曜日(ジュマ)にバザール(市場:ジュマ・バザール)に行ったとき、旬の野菜や果物を撮ってきました。
6月、40度を超え始める当時のイスラマバードですが、湿度は高くない(50%以下)ので日陰は割りにしのぎやすい感じでした。野菜売り場のおっちゃんも、まだ夏バテではなさそうでしたね。

トマト

トマト(イスラマバード:2005年6月)

パキスタン料理には欠かせないトマト。
日本の”桃太郎”とはちがいやや細長い形をしています。
基本、カレー用に加熱しちゃいますが、完熟のトマトは、生食も美味しかったです。

ゴーヤ

ゴーヤ(イスラマバード:2005年6月)

↑意外に思われるかも知れませんが、イスラマバードのバザールではこのように新鮮なゴーヤがたくさん売られています。
味は日本で食べるゴーヤと同じ、美味い~苦い~(笑)。
パキスタンの人は、カレーにしてたと思いますが、私達隊員はチャンプルーとかにして食べていたなぁ。

きゅうり

きゅうり(イスラマバード:2005年6月)

↑夏の味覚のひとつ、きゅうりです。
こちらのきゅうりは日本のものよりも太めのサイズです。
街中ではきゅうりの皮をむいてマサラ入りの塩をつけて売る屋台もあります。おいしいですよ。

オクラ

オクラ(イスラマバード:2005年6月)

↑オクラはパキスタンでもメジャーな野菜。
カレーにするととっても美味しいです。6月になると、そろそろ出回るかな、カレーにできるな、という感じで待っていました。

パクチー

パクチー(イスラマバード:2005年6月)

↑パクチー(コリアンダー)もパキスタン料理には欠かせない素材です。
最後の風味づけに刻んだものをパラパラってのっけます。
香草嫌いなだった私、はじめは苦手でしたが、パキスタンで生活しているうち、すっかり慣れていました。

大根

大根(イスラマバード:2005年6月)

大根もパキスタン料理にかかせません。
カレーの具としても使われます。これ、美味しいんですよねぇ。
それと、サラダ。見ての通り、パキスタンの大根は太くないです。それを輪切りにして、生でボリボリ食べる。サラダとして欠かせない野菜です。
酷暑期の夏でもこうやって目にして買うことができたのは、イスラマバードという消費地ゆえだったのかな。

その他夏の野菜

レタス(イスラマバード:2005年6月)

レタスも売ってました。
しかも酷暑期にも関わらず。
これは外国人向けに作っていたんだと思います。
パキスタン人にはマイナーな野菜だったかと。

サニーレタス?(イスラマバード:2005年6月)

このお野菜、サニーレタスとかでしたっけ。
レタスよりは、知られていたかなぁ。

ネギとレモン(イスラマバード:2005年6月)

ネギも売られていました。
奥に見えるのはレモン。丸くて小さい形が特徴です。
このレモンは、万能。サラダにもかけるし、ハリームのような相性のいいカレーにもかけるし、さとうきびジュースには欠かせなかったし。
家にレモンの木(それとマンゴーの木なんかも)を植えているお家よく見かけました。

むきニンニク(イスラマバード:2005年6月)

むきニンニク。
ニンニクもパキスタン料理に欠かせないアイテム。
普通のニンニクだけでなく、こうしたむいたものもよく売られていました。

サモサの皮

サモサとロール用皮(イスラマバード:2005年6月)

バザールに行くとよく見かけたのがこれ。

カラチ サモサ&ロールの皮(パッティー)と書かれている

揚げ物スナックの定番のサモサやロールを作る時の皮、です。
これを餃子の皮的に流用して作ったことあったなぁ。


MOTIKAR : モーティカール:ビーズを使った壁面装飾グッズ

先日のロックビルザでラーワルピンディのある女性NGOが出店していたのが、MOTIKAR(モーティカール:細かいビーズを使った壁面装飾グッズ)の作品でした。
砂粒のような細かいカラービーズを使い、素敵な作品を仕上げていらっしゃいました。
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