ホルンまた始めよっと。

DVDのジャケット

mixi(ミクシィ)に天才ホルン奏者の呼び名が高いRadek Baborak(ラデク・バボラーク:ベルリンフィル首席奏者)のコミュニティがある。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=95708


Radek Baborak(ラデク・バボラーク)
1976年チェコ生まれ。8才からホルンを学び始め、1994年弱冠18才にして世界的権威のあるミュンヘン国際コンクールで優勝。
2003年からはベルリン・フィルの首席奏者に就任。

  • 九州交響楽団HPでの紹介 http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kyukyo/kyu…
  • Radek Baborak公式HP(英・独・チェコ語) http://radek.baborak.com/
    彼の演奏を試聴することができます→ http://radek.baborak.com/en/cd.html

    私がホルンと出会ったのは中学1年生のとき。
    地元の中学校(マンモス校で有名だった)の部活で吹奏楽部に入ったのがきっかけだった。当時の吹奏楽部の花形は(歳が分かってしまうが 笑)チェッカーズ=サックスだった。それもアルトサックスだったなぁ。
    で、楽器の希望を書けと紙を渡されてさぁどうしようかと考えた。

    そのころ私がしたかったのは「イングリッシュホルン(ヤマハHPでの紹介)」。
    ドボルザークの「新世界(交響曲第9番)」の第2楽章で聴かせるイングリッシュホルンの響きにあこがれていたからだ。

    しかしながら、公立中学校の吹奏楽部でイングリッシュホルンを置いているところはそうそうあるものではない。
    とゆうことで、同じ名前を持つ「ホルン」におさまったのだった。
    中学3年生のときに神戸で開かれた「全日本管打楽器フェスティバル」の大会に出させていただいたことがきっかけで、故山本昭一先生のレッスンを心斎橋のヤマハで受けるようになっていった。

    山本先生から初めていただいたホルンのカセットテープが、ペーターダム(Peter Damm)の「ホルン協奏曲(R.シュトラウス)」だった。

    当時「ヴィロードのような音色」と絶賛されたその音と美しいヴィブラートにあこがれて、よく調子こいてヴィブラートをかけて吹いていたものだった。
    高校の時は音大進学も考え、ピアノ・聴音レッスンにも通い始めたが、中途半端なことしかできなかった私にはハードルが高く、好きだった社会科と吹奏楽部指導を志して教職課程のある一般大学に進学したのだった。

    そして、北海道の教職に受かって1995年大学のあった東京から北海道に渡った。
    初任校ではひまさえあると下手くそな楽器をよく吹いていたものだったが、次の学校に異動して、退職→牧場勤め→札教大入学→協力隊参加と流転の年月を重ねるうちに、ホルンからすっかり縁遠くなってしまっていた。

    だから、このバボラークという名前を知ったのもmixiのこのコミュを見つけてからというからつい最近の話だ。
    ずいぶん前から日本でも有名な方なのにね。

    そのコミュで昨年おおみそかにNHKでバボラーク氏がモーツァルトのホルン協奏曲第1番の演奏を流すという書き込みがあったのだが、それを知ったのは新年にmixiをチェックしてからだった。とはいえ、家にテレビはないので見ることはできなかったのだが。

    で、その書き込みに続いて、その演奏を収めたDVDが発売されているとの情報が書かれていた。
    Amazonの紹介ページ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN…
    すぐにアマゾンに注文して、届いたのが昨日。

    早速観た。
    そして、流転の生活で売り払わずに残していたほかのホルン奏者の協奏曲CDと聞き比べてみる。

    モーツァルトのホルン協奏曲CD

    彼のバッハの無伴奏曲の演奏を聴いてもそうだが、高い音も低い音も正確な音程とタンギング、ピアノもフォルテも楽器がよく響いている・・・しっかりした基礎に支えられた超絶技巧を軽々とやってみせる、技にまったく溺れずオーケストラと一体になった音楽を奏でている、そのような印象を受けた。

    映像で鑑賞できることがなにより素晴らしい。
    聴衆にあいさつをする様子や祝福の花束を受け取るときの様子、演奏中のアンブシュア(口の形)や楽器の構え方・・・学ぶことが多い。それと映像からも彼の謙虚な姿勢が伺える。心・技・体を兼ね備えた一流の音楽家なんだなぁということは、ホルンのことをまったく知らない方でも十分伝わる、そのような彼の立ち居振る舞いだった。

    そんな素敵な楽器をこのまま眠らせておくのはもったいないもんな。
    うまくなることは期待できないけれど、いい音楽をホルンで奏でることができるよう、中学校1年生のときに初めてホルンを触った、あの日の感動を思い出しながらぼちぼちと練習しよう。

  • ホルンまた始めよっと。” への3件のフィードバック

    1. 突然のコメント、失礼します。
      私も中高とブラスバンドでホルンを演奏していました。
      年代的に近いかな(チェッカーズ世代?)と思って思わず書いています。
      私も最近衝動に駆られて、昨日近くにあるホルン体験レッスンとやらで○年ぶりに
      ホルンを吹きました。
      音すらならないかと思いましたが、昔の自分の足元にも及びませんでしたが、
      どうにかという感じでした。
      何故コメントを書きたくなったかというと、一番の理由は山本先生です。
      昨日ちょうど見ていただいた先生が桐朋学園で、私がY&Iのマウスピースを持って
      いたことから山本先生のお話が話題に上りました。自身は兵庫県出身の、しがない
      ただのブラスバンド部員だったのですが、尊敬する先輩が山本先生に習っていて、
      それを良く教えてもらったものです。演奏会にも良く足を運びました。
      昨日の先生も、日本にもこんなホルン奏者がいたのか、と山本先生の事を絶賛
      されていたのですが、先日お亡くなりになったと聞き、とても残念に思っていたところへ、
      このブログを拝見したという経緯です。
      年代から考えると、先輩と同じ時期に習われていたのではと思い、いてもたってもいられなくなりコメントさせていただいている次第です。
      何か思いのたけをぶつけたような文章になってしまいましたが、さらっと流していただければと思います。
      またホルンのお話し期待しています。

    2. Mickeyさま はじめまして!

      コメント、ありがとうございます。
      はい~そのとおりです、チェッカーズ世代です。この記事でも書きましたが、新入生の楽器希望第1位はアルトサックス、第2位がトランペット(ラッツアンドスター? 笑)第3位がトロンボーン(欽ちゃんバンドの佐藤B作? 笑)という時代でしたね。

      Y&Iのマウスピースもお持ちなんですね。素敵です。
      シャンクのとこに私のイニシャルMTと1をあわせて MT1と刻んでくださいました。
      これから年老いても口をマウスピースに合わせ続けていきたいと思います(笑)。

      演奏会は宝塚のベガホールに聴きにいったことがありました。
      私は堺在住でしたんで、梅田から阪急線に産まれて初めてくらいで乗って行きまして。
      堺の住人からしたら、宝塚は辺境のように思えたものです。
      今は西宮市民なのですごく近くなりましたが>宝塚

      山本先生を語れるほどなお付き合いをしていた・・・のではないと私自身は思っていますが、楽器然りマウスピースしかりで先生のことを忘れられないモノが自分のすぐ身近にず~っとあるので自然と先生のことを懐かしく思い出します。

      どうぞこれからも機会がございましたら拙ブログにおいでください。
      ありがとうございます。

    3. ktcjohnny様(でよいのでしょうか?)

      さっそくコメントくださってありがとうございます。

      私もまさに最初はトランペット志望でした。ラッツアンドスター(シャネルズ?)の影響でしょうかね。

      私は兵庫県の川西市に住んでいましたので、ベガホールの演奏会近くなので行きましたよ。
      ホルンだけのボレロを聴いて、中学生ながら感動したのを覚えています。

      マウスピースや楽器のお話、素敵ですね。自筆のお手紙?も。
      私も今更ながらもっと一生懸命練習に励むべきだったと後悔しています。(本当今更です)

      これから山本先生と同じ桐朋学園大学ご出身の(恐らく年齢も近い)竹内先生のレッスンを受けながら、少しずつまたホルンの演奏が出来るようになればと邁進中です。その暁には、どこかのブラスバンドに入れてもらって演奏するのが当面の目標でしょうか。

      また訪問させていただきますので、宜しくお願いします。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。* が付いている欄は必須項目です